ReplicaLagは何を表しているのか
Amazon RDSのCloudWatchメトリクスには、ReplicaLagというメトリクスがある。
日本語版ドキュメントでは、ReplicaLagは「ソース DB インスタンスからリードレプリカ DB インスタンスまでのラグ」を表していると説明されているが、これは具体的にどのようなデータを表示しているのだろうか。
ReplicaLag = Seconds_Behind_Master
英語版のドキュメントには詳細な説明がある。
この値は、具体的には、show slave statusから取得できるSeconds_Behind_Masterを表していることがわかる。
Seconds_Behind_Masterの注意点
Seconds_Behind_Masterは、MySQLのドキュメントにもあるように、スレーブのSQLスレッドとI/Oスレッド間の時差から抽出した情報である。そのため、ReplicaLagもSeconds_Behind_Masterもネットワーク側に問題がある場合は参考にならないことに注意する必要がある。