この記事の対象者
- プログラミングとかやったことない
- Windows 以外の OS 触ったことない
- でも Linux は気になるかもしれない
- プログラミングもできたらやりたいかもしれない
はじめに
「プログラミングをやってみたいけど『Windowsじゃつらいよー』『MacやLinuxのほうが向いてるよー』と言われた」という人は多いと思います。
Windows は Eclipse や Visual Studio でカバーできる範囲のことならいいのですが、
- 周りのプログラマがみんな Linux か Mac OS X を使ってる
- Windows はなんとなく嫌なのでカッコつけたい
- 使いたいソフトウェアをググったら Linux の記事しかなかった
- フォロワーに質問したら「Windowsじゃわかんないわ」って言われた
など、様々な理由から「Windowsはプログラミングに向いていない気がする」と感じてる人は多いと思います(個人の感想です)。
というか、そういうリプライをよくもらうので、私がいつも答えてるものをまとめておこうと思っただけです。
じゃあどうするのがいいか
考えられる現実的なパターンは次の3種類
- Mac を買う
- Windows のままがんばる
- Linux をインストールする
iOS アプリを開発したい人か、お金持ちか、スタバでドヤ顔したい人は Mac を買ってください。
Windows のまま進めるのは私はあまり詳しくないので扱いません。
ここでは Linux をなんとかして使う場合で考えています。
というわけで以下の様な選択肢があります。
デュアルブート
既存の Windows とは別に Linux をインストールする方法。
パソコンを起動した時に、Windows と Linux どちらを起動するかを選択する画面が表示されるようになります。
メリット
- 後述する仮想マシンによる方法とくらべて無駄にCPUやメモリを食わないので軽い。
デメリット
- インストールに失敗すると Windows が消える。
- パーティションの設定や概念が面倒(簡単に言うと、ハードディスクのどれくらいの容量を Windows と Linux で分け合うか決めないといけない)
仮想マシン
Windows の中に仮想的なパソコンを生成して、その仮想マシンに対して Linux をインストールできるという革新的な技術を使ったアプリがあります。
たとえば上記は Mac OSX の中に仮想マシンを作って、そこに Ubuntu Linux を入れて起動しているところです。
ちょっとよくわからないかもしれませんけど、ウィンドウの中で更に別のOSが動いています。ほんとどえらいアプリですね。
メリット
-
仮想マシンに Linux を入れるのでなにをしようが Windows には影響がない。
-
仮想マシンはひとつのファイルのように扱うことが出来るので、マシンをたくさん作ったり、削除したり、コピーしたりすることもできる。
デメリット
- 仮想マシンを扱うためのソフトウェアのインストールの手間がある
- OSの上でOSを動かすのでそのぶん余計にメモリやCPUリソースが費やされる(要するに重い)
結局どうすればいいの
メモリが8GB以上あって、HDDの空き容量が30GB以上あって、CPUが Core i5, i7 かそれ以上なら仮想マシンを扱うためのソフトウェアである Virtualbox のインストールをおすすめします。
というかデュアルブートは失敗してブートできなくなっても責任が取れないのでおすすめしません。自己責任でやってください。
どうやって仮想マシンとか入れるの?
長くなったので続きはまた今度(ググればたくさん出てきます)。