WindowsのフォントはMacに比べてイマイチだよねー
と思いませんか? (はい・yes)
だけど、とりあえずDelphi/C++BuilderのIDE画面については、フォントカスタマイズを行うと、それなりの見た目になります。(自分的には)
まずはDelphi/C++Builder/RADStudioのIDEのデフォルトの状態を見てみよう
デフォルトの状態はこんなもんです。まあ普通ですねー。可もなく不可もなく。
カスタマイズしてみるとこんな感じ。
これをカスタマイズしてみるとこんな感じです。ずいぶんと見た目の雰囲気が違いますね。
設定変更箇所
IDE の見た目のフォント変更
このフォントは「源ノ角ゴシック」というフォントを使っています。Google と Adobe が共同開発したというフォントであり、無償で利用できます。
GitHubなどで配布されてます。
https://github.com/adobe-fonts/source-han-sans
これをDelphi/C++BuilderのIDEで使用するように、レジストリの設定変更を行います。このレジストリの情報は docwiki.embarcadero.com の以下のページに説明があります。
「源ノ角ゴシック」にはフォントの太さが7種類くらいありますから、好みのものを選んで頂くとよいでしょう。あるいは自分の好みの他のフォントを使うのも当然ありです。
ソースエディタの使用フォントを Ricty にしてみる
ソースエディタのフォントは、[ツール] => [オプション] から設定変更できます。今回は Ricty を使用しています。
Ricty については、こちらのページをご覧ください。
http://www.rs.tus.ac.jp/yyusa/ricty.html
ソースエディタの使用フォントを Source Code Pro にしてみる
Ricty ではなく、Source Code Pro を使うと、こんなカンジになります。
Ricty よりはこっちかなあ。だけど Source Code Pro には和文フォントを含んでいないんですよ。だから本当に使いたいのは、Source Code Pro + 源ノ角ゴシック という合成フォントの Source Han Code なのですね。だけど Delphi/C++Builder の IDE では Source Han Code を選べないという。。。
ソースコードエディタのフォントで可読性がどのように変わるか?
フォントを選びたい理由は、Oと0、1とlとI みたいな判読しづらい文字を確実に見分けたいからなのです。いくつかのフォントでこれらの文字を比べてみると、フォントによって可読性が全くかわることが分かります。
この表は Excel でフォントサイズ10を指定した場合のもの
こうして比べると、日本語部分はさておき、見間違えそうな英数字は見た目が全然違いますよね。こういう類の間違いは楽しくないので、一目で区別したいんです。
そんなわけでビジュアルはとても大事です。だから自分にとって使いやすい環境をそろえて Hack しましょう!