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ipaファイル生成とDeployGateへのアップロードをXcode上で自動化する

Last updated at Posted at 2014-02-27

こちらの記事を参考にさせていただきました。
.ipa ファイル生成を自動化する

Run Scriptを利用して、XCode上でCommand+Bを押した時に

  1. ビルド
  2. ipaファイル生成
  3. DeployGateへアップロード・テスターへ配信
    までを自動で行います。

開発中のiOSアプリを同じテスターへ繰り返し配信したいなどの理由で利用しています。
基本的には、shu223さんのスクリプトへDeployGateのAPIを一行追加しただけで出来ました。簡単。

準備

※ 以下を進めるにはDeployGateのアカウントとAdHoc配布用のProvisioning Profileが必要ですが、それらの作り方については説明を省略します。こちらの記事を参考にしてください。

1. DeployGate用のSchemeを追加する

Configurationを複製して、配布用のものを追加します。

1.png

3.png

配布用のSchemeを追加します。DeployGateへアップロードするときにはこいつを選択した状態でビルドします。

2.png

配布用SchemeのBuild Configurationを、先ほど作成したConfigurationにします。
5.png
Screen Shot 2014-02-27 at 17.19.10.png

配布用Schemeの設定が追加されました。このスキームでビルドした時に、ipaファイルがDeployGateへアップロードされるようにします。

2. ipa作成・DeployGateアップロードのRun Scriptを書く

まずTargetのBuild Phaseタブへ移動します。
Add Build Phase > Add Run Script Build Phase
でRunScriptを追加します。
Screen Shot 2014-02-27 at 16.26.43.png

追加されたRun Scriptのテキストエリアへ、以下のようなスクリプトを入力してください。

RunScript
if [ "${CONFIGURATION}" = "Adhoc" ]; then
  xcrun -sdk iphoneos PackageApplication \
    "${BUILD_DIR}/${CONFIGURATION}${EFFECTIVE_PLATFORM_NAME}/${WRAPPER_NAME}" \
    -o <出力するipaファイルのパス> \
    --embed ~/Library/MobileDevice/Provisioning\ Profiles/<プロファイルのファイル名>
  curl "https://deploygate.com/api/users/<ユーザー名>/apps" \
    -F "file=@<ipaファイルパス>" \
    -F "token=<DeployGateのAPIトークン>"
fi

CONFIGURATIONには先ほど作成した"Adhoc"を指定します。
SchemeのConfigurationが"Adhoc"の場合に、ipaファイルの作成とDeployGateへの配信を行います。
xcrunコマンドの<プロファイルのファイル名>には、作成したプロビジョニングプロファイルを指定してください。
DeployGate APIの詳細はこちらを御覧ください。

実行

SchemeにAdhocを選択した状態でcommand+Bを押すと、作ったコードをipaファイルにしてDeployGateへアップロードしてくれます。

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