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Greple v6.22: New Look'n'Feel

Last updated at Posted at 2014-05-12

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SCREEN SHOT

kobito.1399904900.418686.png

主な変更点

COLOR

  • ANSI 256色シーケンスに対応して、それをデフォルトにした。
  • 多色モード (--colorful) をデフォルトにして、色数も増やした。
  • ファイル名と行番号のカラー対応。
    • テキストとの境界がわかりやすい。
    • ブロックの切れ目がわかりやすい。

必須パターンの追加

  • + で始まるパターンは、必ず含まれることを指示。
    • --need オプションの対象外。
  • 必須パターンが1つでもあれば、それ以外はオプショナルになる。
    • マッチカウントを増やしたければ --need +n で追加できる。
    • --need -n は、最大数から n 減らすという意味になる。

new --call option

  • 領域キャッシュを実現するために --call オプションを追加。
    • キャッシュ機能については bm.pm モジュールを参照。
    • 汎用的なキャッシュ機能は未実装。
  • 前処理のために使用することも可能。

必須パターンの使用例

このコマンドは、元々文章の校正用に作りはじめたものです。今翻訳しているのはセキュリティに関する書籍ですが、その中に compromise という言葉が頻繁に出てきます。この訳語がなかなか難しくて、いつもこうすればいいという定訳が定まりません。文脈に応じて、改竄、攻撃、侵害、侵入、障害、妥協、譲歩、損なう、など様々な訳し方が考えられます。これがどのように訳してあるかを、次のようにして確認することができます。

オプション --both は、-Mbm モジュールで定義してあって、原文と訳文の両方を含めて1ブロックで扱います。ブロックは、grep の「行」に相当します。パターン中の compromise の先頭には + が付いているので、この文字列が必ず含まれるブロックを検索します。それ以外はあってもなくてもいいのですが、あれば色付けして表示します。

kobito.1399908676.592605.png

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