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Steam ホームストリーミング で プツプツ音 の解消

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事の始まり

Steam ホームストリーミングという、とても便利な物がある

要はリモートプレイを可能にする技術だが、クライアント(リモート)側の端末が非力でも、
ホスト側の端末でゲームが動くならば、家中どこでもゲームが楽しめるシロモノである。

更に、クライアント側の端末でゲームコントローラーが認識すれば、
ホスト側では DirectInput・XInputのどちらの入力方式でもゲームがプレイできるようになるというオプション付きである。1

しかし、最近のアップデートによって、このSteam ホームストリーミング でのゲーム音に謎の プツプツ音 ・ ポップ音 が 響くように。
これが地味にうざい。何とかして解消せねば。

環境

ホスト側

  • OS : Windows10 Pro
  • CPU : Core i7-4700
  • GPU : GeForce GTX 760
  • Steam version : 1482202200

クライアント(リモート) 側

  • Machine : MacBookAir '13 (2013)
  • OS : macOS Sierra (10.12.2)
  • CPU : Core i7
  • GPU : Intel HD Graphics 5000
  • Steam version : 1482202200

今回はこの環境でのみ現象の再現を確認しました。

原因

日本語では出てこなかったのですが、英語では出てきました。2

概要をまとめると、
Steamのアップデートによってホームストリーミングの音声出力が、

44100Hz, 16bit から 48000Hz, 24bit に

変更になっていた様です。

対策

今回はmacOS Sierra での対策です。
Windowsでも同様の現象が起こる場合には、スタートバーの端にあるスピーカーマークからいいように頑張ってください。

macOS での音声出力設定

macOS (旧OSX) では、音声出力設定は Audio MIDI 設定 というアプリで設定できるようです。

簡単に呼び出すには、⌘ + Space で Spotlight検索を呼び出し、 MIDI と入力すれば出てくるでしょう。 3

スクリーンショット 2017-01-04 20.50.37.png

出力設定の変更

これ以上は説明は不要かと思いますが、一応。

出てきたウィンドウのうち、普段使用しているもの(本体イヤホンジャックの場合は画面表示のもの)を選択します。
DACを別途使用している場合は要注意。

本体内蔵3.5mm ジャックの場合は、予めジャックを接続しておくことをおすすめします。(一応)

スクリーンショット_2017-01-04_20_50_56.png

選択後、右側にある フォーマット のドロップダウンリストを選択して、
48kHz の 2ch 24ビット整数
を選択します。
スクリーンショット 2017-01-04 20.51.09.png

設定後はそっ閉じして、後はSteam ホームストリーミングをいつも通り立ち上げて4頑張ります。

注意

他のアプリではバグる可能性があるので、バグった場合はもとの設定
(基本は44.1kHz の 2ch 24ビット or 16ビット整数)
に戻す必要があるので注意です。

  1. SteamのホームストリーミングがAPIを吸収し、ゲームでは箱コンとしてゲームの入力を与えている模様

  2. 英語では、"Steam In-Home streaming" っていうのに気づくのに時間がかかりました…

  3. Alfred 3 でも出てきましたはい。

  4. WoL + Chrome リモートデスクトップ でログイン。RDPでのログインは×。

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