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Ubuntu14.04 + GUI を vagrantを使って弄りたい

Last updated at Posted at 2015-09-16

事始め

友人がUbuntuを使って、色々したいと言っていたのでお手伝い。ついでに壊しても大丈夫なように、vagrantを使ってみようと言うわけで。メモですが。

構築環境

  • ホストOS : OSX yosemite 10.10.5
  • ゲストOS : Ubuntu 14.04 (Boxを使用)
  • virtual box : ver.5.0.4
  • vagrant : ver.1.7.4

構築したいもの

  • Ubuntu14.04
  • GUI (ubuntu desktop)

手順

※今回はプロキシ環境下でやっているので、色々と面倒。ですが、その辺りも対応していこうかと。
全てはTerminalで行います。

下準備

最初に、Virtual Boxvagrant をダウンロードする。それぞれ公式ページからダウンロード可能 & インストールもGUIでできるので省略。

プロキシ対応

プロキシに対応するために、次のコマンドを入力する。
この後に行う box install で必要

$ export http_proxy="http://your.proxy:port_num"
$ export https_proxy="https://your.proxy:port_num"

vagrant を使っていく

次のコマンドを打ち込む。ちなみに、Vagrant box に関しては、vagrantbox.esにたくさんの物があるので、他のOSが使いたければ、好きなモノを選んで大丈夫です。
今回はUbuntuなので、Ubuntuを選択しました。

$ vagrant box add ubuntu https://cloud-images.ubuntu.com/vagrant/trusty/current/trusty-server-cloudimg-i386-vagrant-disk1.box

これで、Ubuntu14.04のvagrant boxが入手出来ました。

次は、vagrantの初期化をします。

$ cd お好きなディレクトリ
$ vagrant init ubuntu

後は、立ち上げれば、環境的にはセット完了です。

$ vagrant up

チューニング

プロキシ対策

このままだと、プロキシが邪魔して外部ネットワークに接続できない可能性があるので、対応します。
vagrantのプラグインを入れると色々と便利。

$ vagrant plugin install vagrant-proxyconf

※もしかしたら、このインストールはproxy環境外でやる必要がある。

インストール後、vagrant initをしたディレクトリにある、Vagrantfileに、
次のものを追記する。

Vagrant.configure("2") do |config|
 # ↓yes proxy statement
  config.proxy.http     = "http://your.proxy:port_num"
  config.proxy.https    = "https://your.proxy:port_num"
end

追記後、vagrant reloadすれば、プロキシが適応された状態になる。

GUIの表示。

一番のメイン。
Vagrantfileに記述されている、次の文章のコメントアウトを外すと、VirtualBoxの窓が出てくる。

  config.vm.provider "virtualbox" do |vb|
    # Display the VirtualBox GUI when booting the machine
    vb.gui = true
  
    # Customize the amount of memory on the VM:
    vb.memory = "1024"
  end

これも、vagrant reloadすれば、ウィンドウが出てくる。
ちなみに、ログインするには

  • user : vagrant
  • password : vagrant

で、ログインが可能

ubuntu desktopのインストール

最後に、ubuntuのデスクトップ環境をインストールする。便利になったもんです。

$ sudo apt-get install ubuntu-desktop
(インストール後)
$ startx

$ sudo rebootをすると、次回起動時にいつものデスクトップが出てきます。

これで完了。後はお好きな様に。


おまけ

gistに今回使用のVagrantfileを上げました。
vagrant up する前に、proxyの欄を自分のプロキシ環境に書きかえ (もしくは、設定を消すかし)て、ご活用ください。
おまけで、初回実行時に、ubuntu-desktopが入るようにしました。

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