tmpwatchコマンドとは
使い所
- ある一定の時間を過ぎたファイルやディレクトリを削除したい時
- 一時ファイルを定期的に削除したい時
- 定期的に◯時間アクセスがないログファイルとかを削除したい時
etc...
使い方
$ tmpwatch [option] [hours] [dirs]
dirsの指定にはワイルドカード(*)が使える。
一定期間アクセスがないファイルを削除する
240時間アクセスが無い/tmp/下のファイルを削除。
$ tmpwatch 240 /tmp
一定期間過ぎたファイルやディレクトリを削除する
更新日が720時間以上古いファイルを削除
$ tmpwatch -m 720 /path/to/log
ディレクトリは除外したい場合は-d
/tmp内で最終更新から240時間たったファイルを削除。ただしディレクトリは削除しない。
$ tmpwatch -m 240 -d /tmp
特定のディレクトリは除外
/tmpディレクトリ内の/tmp/hoge以外のファイルを対象として、24時間アクセスのないものを削除
$ tmpwatch 24 /tmp -x /tmp/hoge
オプション一覧
- -u, –atime –アクセス時刻
- -m, –mtime –更新時刻
- -c, –ctime –ステータス変更時刻
- -M, –dirmtime –ディレクトリ更新時刻
- -a, –all –種類に関わらずすべてのファイルを削除する
- -d, –nodirs –ディレクトリは削除しない
- -f, –force –root権限なくても削除を行う
- -l, –nosymlinks — シンポリックリンクは削除しない
- -q, –quiet –コマンドライン表示しない(エラー時のみ表示)
- -s, –fuser –fuserコマンドを使ってファイル状態を確認
- -t, –test –テストモード(実際削除処理は走らない)
- -U, –exclude-user=user –指定するユーザのファイルを削除対象外
- -v, –verbose –詳細モード
- -x, –exclude=path –指定するファイル・フォルダを削除対象外にする