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SoftEtherを使ってVPN接続 (仮想DHCPサーバ利用)

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目的

自宅にあるパソコン(サーバ)にインターネット上のパソコンからアクセスできるようにする。
VPN接続したときのIPアドレスを自動に設定されるようにするところを悩んだのでメモしておく

構成概略

インターネット網を隔てた場所にパソコン1やパソコン2がある。
自宅パソコンサーバはインターネットルータを介して、インターネット網に接続している。

vpn構成.png
パソコン1やパソコン2から自宅パソコンサーバへアクセスを行うための中継局としてVPNサーバを用いる

パソコン1,パソコン2にはIPアドレスが自動的に割り振られるようにする。
自宅パソコンサーバのIPアドレスは固定値を手動で設定する。

VPNサーバ

VPNサーバにはDTIの月額500円のVPSを利用する(サーバのOSはCentOS7 )。このサーバにSoftEtherをインストールしてVPNサーバ(およびDHCPサーバ)として機能させる

SoftEtherのインストールおよび設定

下記サイトに導入方法などについてはまとまっているので割愛する

IPアドレスを自動的に割り当てる(DHCP)ための設定

VPNサーバへ接続したときにIPアドレスが自動的に割り当てられるようにSoftEtherの仮想DHCPサーバ機能を使う。

この機能を使う場合には”Virtual NAT and Virtual DHCP Server(SecureNAT)"ボタンを押し、"Enable SecurityNAT"ボタンを押します。

Screenshot from 2016-05-07 13:07:44.png

Screenshot from 2016-05-07 13:07:51.png

その後 "SecurityNAT Configuration"を押して下記のように設定します。

Screenshot from 2016-05-07 08:54:56.png

"Virtual NAT Function"はチェックを外すところと、”Virtual DHCP Server Functions"をチェックする。
IPアドレスは "10.xx.xx.xx"に設定。(192.168.xx.xxではうまく動作しなかった)
また、Default Gaeway Addressなどは空白に設定。

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