Android端末用の開発環境構築

開発環境の構築に必要な物

・Eclipse（今回は、SDK　を含んだ、Pleiades All in One を利用）
・Android SDK

※利用する、ファイル群は、2016年11月25日時点でのバージョンです。

1．必要なファイルのダウンロード

　1-1．Eclipse

　Eclipse（Pleiades All in One）を
　http://mergedoc.osdn.jp/
　から、ダウンロードします。

　今回は、最新版である、「Eclipse 4.6　Neon Pleiades All in One」を利用します。
　ダウンロードファイル名は、pleiades-e4.6-platform-jre_20161018.zip です。

　1-2．Android SDK

　Android SDK を
　https://developer.android.com/studio/index.html
　から、ダウンロードします。
　このページの下の方「コマンドラインツールのみ入手する」から、
　android-sdk_r24.4.1-windows.zip をダウンロードします。

2．インストール

　2-1．Eclipse（Pleiades All in One）のインストール

　ダウンロードしたzipファイルを任意の場所で展開します。
　展開する場合には、フォルダ名やファイル名が長すぎて、展開できないファイルが存在するため、このファイル名を短い名前に変更して、フォルダの階層が少ないところで、展開します。

　例えば、 c:\Android\pleiades に展開します。
　展開したフォルダ内の、eclipse フォルダ内の　eclipse.exe を実行して、起動を確認します。

　2-2．Android SDKのインストール

　ダウンロードした、zipファイルを任意の場所で展開します。

　例えば、 c:\Android\android-sdk-windows に展開します。

3．各種設定

　3-1．Eclipse に Android Plugin をインストールする

　Eclipse 起動後に、[ヘルプ]→[新規ソフトウェアのインストール]を選択します。

　[追加]ボタンをクリックします。

　[名前]には[Android Plugin]などの適当な名前を入力します。
　[ロケーション]には[https://dl-ssl.google.com/android/eclipse/] を入力します。

　[開発ツール]にチェックを入れて、[次へ]ボタンをクリックします。

　画面の指示に従って、インストールを続けます。
　設定には、およそ5分程度かかります。

　Plugin をインストールした後に、Eclipse の再起動を促されるので、[はい]ボタンクリックします。

　Pleiades のドキュメントには、新規Plugin をインストールした後は、[eclipse.exe -clean] を実行して起動を最適化するようにとの記載があります。

　最適化するために、Eclipse をいったん終了させ、[eclipse.exe -clean] を実行してEclipse を起動しなおしてください。

　3-2．Android SDK を設定する

　Eclipse を起動しなおすと、「設定でAndroid SDKのロケーションが設定されていません。」と表示されます。[設定を開く]を選択するか、
　Eclipse から、[ウィンドウ]→[設定] 選択します。

　ダイアログ左の、[Android]を選択します。
　ダイアログ右の、[参照]ボタンを選択します。
　Android SDK のディレクトリを選択して[OK]ボタンクをリックします。
　[OK]ボタンクリックします。

　3-3.SDKマネージャの起動と設定

　Eclipse を再起動するなどすると、「SDKプラットフォーム・ツール構成要素が欠落しています！」などと表示される場合があります。その場合には、[SDKマネージャーを開く]をクリックします。または、Android SDK をインストールしたフォルダ配下の SDK Manager.exe を実行して、SDKマネージャを起動させます。