9
9

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

Xcode5でMacRubyを利用できるようにしたが・・・、

Last updated at Posted at 2013-11-03

##はじめに
http://macruby.org

RubyでGUIアプリケーションを作りたいと思っていました。そんなとき、MacRubyという存在を知りました。しかしその存在を知ったときにはすでに"Xcode 5"をインストールしていました。Xcode 5から、メモリ管理の方式が標準でARCとなりコンパイルエラーばかり起きたため、MacRubyを諦めざるを得ませんでした。
仕方なく他の方法でGUIアプリケーションに取り組もうとしたものの、TkやQtでも全くうまくいきませんでした。Gtk2やShoesは動かせましたが、あまりぱっとしませんでした。

やはりMacRubyを使いたくなり、調べた結果とりあえず利用できるようになったので方法をまとめます。

##MacRubyをXcode 5で利用するために

  1. "MacRuby.Framework"の場所をXcodeに認識させる。
  2. メモリ管理の方法がXcode 5から変更された(前述)ことに対応させる。

##1を解決しよう
http://sassembla.github.io/Public/2013:01:05%2014-54-54/2013:01:05%2014-54-54.html

ここを見ると、"MacRuby.framework"が入っているパスをプロジェクトに登録することで"MacRuby.framework"を読み込ませています。しかし、自分の環境では"MacRuby.framework"を認識してくれませんでした。

/Library/Framework

この中に"MacRuby.Framework"が入っているので、これを直接プロジェクトに読み込ませました。
サイドバーで"Add files to(プロジェクト名)"を選択し、"MacRuby.framework"を指定してください。その際、既に登録してある"MacRuby.framework"(赤字表記)は、サイドバーから削除してください。

##2を解決しよう
https://github.com/MacRuby/MacRuby/issues/226

ここでのやり取りを参考にしました。
"Build Settings"から"Objective-C Automatic Runtime Counting"を探し出し、パラメータを"No"にしました。

##終わりに
これで一応利用できるようになりました。めでたく"Build Succeeded"の文字を見ることができました。
黄色のエラーが2つ出てますが、気にしなくてもいいと思います。

##補足
現状ではOutletに接続できないようです・・・。

##2013年12月29日追記
MacRubyの情報がここ最近でてきていません・・・。
Xcode5ではRubyMotion(有償)しか選択肢が残されていないのかもしれません。

9
9
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
9
9

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?