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スクラム開発まとめ

Last updated at Posted at 2015-02-10

スクラム開発とは

プロダクトバックログ(Product Back Log 以下PBL)

  • そのPJに関するエンジニアのtodoが全て入っている
  • ユーザーストーリーを集めたものがプロダクトバックログ
  • 項目は以下6項目
    • 大カテゴリ(どのページか(URLベース))
    • 誰が(どのユーザーが)
    • 何をする(なんの行動をする機能か)
    • Sprint数(どのSprintにて行う予定のものか)
    • 工数(工数見積もりを予測×1.5倍程度でつける)
    • ステータス
      • Todo:タスク
      • OnGoing:進捗中
      • Inreview:責任者の確認中
      • Done:終了

スプリントバックログ(Sprint Back Log 以下SBL)

  • 現在のスプリントのtodoが全て入っている
  • mtgや面談などの時間も加味してSBLを設計
  • その週したいtodoを優先順位高い順に、ベロシティ消化するまで入れる

ユーザーストーリー

  • 要求仕様を自然言語で分かり易く書いたもの
  • 曖昧な言葉はさけて誰でも理解出来る言葉で書く
  • PJメンバー全員に通じる会話のための道具であること

ユーザーストーリーのひき方

  • 上記ルールに従って全部出す
  • 工数の見積もりが可能な粒度で分ける
  • 互いに独立している(依存関係はなるべく排除)
  • 全てのストーリーを長くても半日程度にする

ベロシティ

  • そのチームで消化可能な工数(/日・チーム or /日・人)

スクラム開発のルール

開発初め

  • PBLを以下2点作成
    1. env.PBL:開発以外のtodoを入れるもの
    2. deb.PBL:ユーザーストーリー(開発todo=テスト仕様書)を入れるもの
  • 各ストーリーにストーリーポイントを当てはめる  * 開発者皆でやること

週次

  • 1Sprintを1週間とする
  • 毎週頭にPBLからSBLにその週のtodoを移動
    • その週したいtodoを優先順位高い順に、ベロシティ消化するまで入れる
    • env.PBL:該当日時の項目をそのまま入れる
    • dev.PBL:ユーザストーリーをある程度のtodoに分解して入れる
  • spread sheet運用の場合、上から順番に優先度高く入れて、上から消化する

日次

  • 毎朝エンジニアだけの朝礼で、本日のtodo確認を行う
  • 毎朝全体朝礼で、前日までの進捗共有と本日のtodo共有を行う
  • バグが出た場合、何を学んだか、何が原因で起きたかを、記載する
  • Todo - OnGoing - Inreview - Done のルール
    • 取り組んでいる行を「Ongoing」にして、そこへ自分の名前を記入
    • ひと通り終了したらcommit→pushをして項目を「Inreview」にする
    • 責任者が動作+コードを確認して、ダメならコメント付きで突き返し、okならmergeして、該当する行を「Done」にする

その他

  • 初めに書いたSBLはそのままテスト仕様書にする
  • 必須項目で出たバグはdoneにせずにバグの理由だけ書いてtodoに戻す
  • 追加機能は項目として追加する
  • 完成後出てきた軽いバグはバグリストに入れる

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