サーバを管理するような作業をしていると、日々いろいろなサーバにリモートログインします。最近、一緒に作業する人から「ログイン後入力するコマンドで、その人が育ってきた環境がわかります」と言っていました。その人が言うには、「私(kaikusakari)は管理がずさんなたくさんのサーバ群を、管理している環境で育っている」とのことです笑。その判断基準はよく分からないですが、複数人で作業している時、ログイン後の動きは人によって異なっていて面白いと思っています。
あまり参考にならないかも知れないですが、自身がいつもやることを確認も含めてまとめておきます。
#ログイン後確認すること
(環境:CentOS7)
ユーザの確認
ログインしたユーザが意図したものであるか確認する
ついでに利用シェルも確認します
[Bellatrix@idp ~]$ id
uid=1005(Bellatrix) gid=1005(Bellatrix) groups=1005(Bellatrix)
[Bellatrix@idp ~]$ cat /etc/passwd
Bellatrix:x:1005:1005::/home/Bellatrix:/bin/bash
ホスト名の確認
プロンプト([Bellatrix@idp ~])は編集可能であるため、コマンドで確認する
centos7での管理ファイル→/etc/hostname
[Bellatrix@idp ~]$ hostname
hostname
同時接続ユーザ、LAの確認
シャットダウンなど同時接続ユーザに影響が出る場合は
同時接続しているユーザがいないか確認する
[Bellatrix@idp ~]$ w
00:56:59 up 53 days, 21:34, 1 user, load average: 0.00, 0.01, 0.05
USER TTY FROM LOGIN@ IDLE JCPU PCPU WHAT
con pts/0 10.10.10.10 00:45 3.00s 0.05s 0.00s sshd: con
ここまでする?IPの確認
作業マシンをIPで管理している場合など
[Bellatrix@idp ~]$ ip addr show
1: lo: <LOOPBACK,UP,LOWER_UP> mtu 65536 qdisc noqueue state UNKNOWN
省略
2: eth0: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 1500 qdisc pfifo_fast state UP qlen 1000
link/ether 9c:a3:ba:30:cd:14 brd ff:ff:ff:ff:ff:ff
inet 100.100.100.100/24 brd 153.120.171.255 scope global eth0
valid_lft forever preferred_lft forever
初めて触る機器なら良くやる文字コード確認
ターミナルの文字コード設定とセットでやります
[Bellatrix@idp ~]$ echo $LANG
en_US.UTF-8
ごく稀に変なオプションが付いてたりするエイリアスの確認
rmに-fが付いていた環境がありました、それ以後-iを必ず付けるようになりました。
[Bellatrix@idp ~]$ alias
alias ll='ls -l --color=auto'
alias ls='ls --color=auto'
wコマンドでLAが大きな数値になってる場合など
機器の情報をもう少し確認する
[Bellatrix@idp ~]$ top
→プロセス状況を確認する
[Bellatrix@idp ~]$ df -h
→ディスク容量を確認する
[Bellatrix@idp ~]$ ss -natus
→機器のネットワーク統計情報を確認する
以上です。