iOS 8 Safari supports SPDY
SPDYやっとiOS8対応…SPDYについて改めて再確認
現在SPDY使ってるサイト => FB、Twitter、Google、Medium etc..
PC: chrome, firefoxで普通に対応
Mobile: Android 3.0+
Will..
=> OSX safari
=> iOS 8 safari, Chrome?
実は、もうみんなSPDY普通に使ってる。
対応してないメジャーブラウザはiOSだけなので、AndroidとPCからは普通にSPDYです
60%が既に対応済み(ユーザベース)
現在60%+のユーザベース(Can I Use?より。Androidが大きい)
1年以内には 90%+ のユーザベースがSPDY対応になる計算
めっちゃ速い
ベンチのせる予定。ググった方が早いかも。
ちなみに、
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Webだと互換性の兼ね合いでhttps上でしかSPDY使えない
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最新のnginxは標準でspdy対応
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CDNでは、CloudFrontが対応無し。MaxCDNが対応してる
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MaxCDNでドメインをSSLで使いたいなら、証明書登録費用が必要。$39/mo(共有なら必要なし)
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SPDYでは、例えばyahoo.co.jpにて、yimg.jpを参照するよりimg.yahoo.co.jpのほうが速い。これをするにはワイルドカードSSLが必要。
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SPDYだとドメインシャーディングすると遅くなる(DNS lookupが余分に必要なので…)
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ただし、サーバ毎の同時リクエスト数の制限の問題がある?(調査必要。SPDYでもあったと思う…50とか100とかの画像を配信するなら、ドメインシャーディングが必要。)
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SPDYだと色んなHackが不必要になる(!)並列リクエストが良くなったので、asset concatも逆効果になってくる…かも?
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例えば:server side pushを用いると、各種assetを.htmlのレスポンスの中に埋め込む(ような)ことが出来る。inline化不要
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が、基本的にはチューニングしたほうがやっぱり速い
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リクエストも数を減らした方がサーバの負荷的にもいいし、クライアントも電池がしんどいかもしれない。
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結論:今まで通り普通にチューニングはしたほうがいい。ただし、SPDYで逆効果になるチューニングについては知っておくべき
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あと、Appだと、昔のHTTP通信を考えなくて良いのでhttpで使える。というかCocoaSPDYはHTTP/1.1と共存出来ません。まあ特に問題になることもない。(see iOS:CocoaSPDY, Android:OkHTTP)
Webパフォーマンスのビジネスへのインパクト
- ページの読込みに3秒かかれば、40%のユーザが離脱する。
- Amazonによると、ページの読込み時間が100 ms増えると、売上が1%落ちる。
- Googleは、検索結果の表示数を増やして、ページの読込み時間が0.5秒増加すると、売上とトラフィックが20%低下した。
- Akamaiによると、75%のオンライン購入者は、フリーズ / クラッシュ / ページ読込みが長過ぎる / 購入フローが複雑という経験をするとそのサイトでは購入しない。
- Googleでは、Google Mapsのサイズを100KBから80KBに削減したら、ユーザの再訪率が改善した。
- Etsyではモバイルページに160KBの画像を追加すると、12%の端末で直帰率が増えてしまった。
- DoubleClickでは、クライアント側でのリダイレクトを1箇所取り止めると、モバイル端末でのCTRが12%改善した。
- Amazonが画像ファイルを圧縮JPEGファイルに変更すると、モバイル端末でのバッテリー消費が20%減り、Facebookの場合は30%削減できるという研究結果もある。
from http://wazanova.jp/items/996
結論?
早く表示されることは正義
- 追記: MaxCDNはお手軽にSPDYが使えた