はじめに
Github Pagesのリアルタイムアクセス解析をするため,ga-beaconを使ってみようと思いました.
ga-beaconとは
Google Analyticsと連携する,Webビーコン型リアルタイム解析ツールです.
ga-beaconの導入方法
- Google Analytics に登録
- 新しいプロパティの作成
- Websiteを選択
- Website name
識別できればいいので何でも良いです. - WebSite URL
https://ga-beacon.appspot.com/
と入力. - Get Tracking ID
Get Tracking ID
をクリックし,ID(UA-XXXXXXXX-X
という形式のもの)を控える. - アクセス解析を行いたいページに以下のようなHTMLを追加
Tracking IDとURLはご自身のものに変更してください.ページ内であれば,貼り付け箇所はどこでも構いません.ただし,解析したい全ページに貼り付ける必要があります.
<a href="http://yourusername.github.io/index.html">
<img src="https://ga-beacon.appspot.com/UA-XXXXXXXX-X/yourusername.github.io/index.html"/>
</a>
- オプション
上のHTMLのimg src
で指定したURLの末尾に以下のオプションをつけることができます.
オプション無しだと のように表示されます.
?pixel:ビーコン画像を表示しない
?flat:フラットなデザインに変更
?flat-gif:フラットなデザインに変更
これでおしまいです!
使えるようになるまで約1日待ちましょう!
ステータス「トラッキングがインストールされていません」を解決する
正しく認識されていないと項目トラッキングコード
に「トラッキングがインストールされていません」と表示されます.
認識されると,「ステータス: データを受信しています」と表示されます.
認識されるようになるまで24時間程度はかかるようなのですが,時間が経ってもこのように表示される場合の解決方法を書きます.
解決方法1
アナリティクス設定
→ トラッキング情報
→ User-ID
と選択します.
そこに記載されている以下の項目の設定が済んでいるかどうか確認します.
User-IDに関するポリシーの確認
→ User-IDの設定
→ User-IDレビューの作成
これができていないと,User-IDの機能が有効化できないようです.
解決方法2
トラッキング情報
→ 参照元除外リスト
と選択します.
ここにURLが追加してある場合は削除しましょう.
補足
項目 トラッキングコード
の ウェブサイトのトラッキング
のソースコードを貼る必要があるのか悩みました.貼る必要はありません.
参考URL
- https://github.com/igrigorik/ga-beacon
- Github Pagesでリアルタイムアクセス解析を行う
http://3100.github.io/blog/2015/04/06/analytics-for-github-pages.html - 「トラッキングがインストールされていません」を改善する方法
http://oxynotes.com/?p=8271 - Googleアナリティクス基礎:設定してるのに動かない時の対応
http://www.kagua.biz/help/config/dousakakunin.html