Google IO 2013(2013/05/15)で発表された新しいgoogle playの機能です。
概要
β版アプリを配布する機能です。
アプリ管理画面に公開版、β版、α版のapk登録場所があって、βとαはユーザー限定して配布できます。
本番公開前にユーザーテストを行うことができます。
公開後に、最新バージョンを一部のユーザーにのみ提供してテストすることもできます。
メリット
一部ユーザー限定にアプリを配布して試してもらうことができます。
アプリに対して評価の★をつけたりすることができません。
なので一般公開前にひどい評価になるようなことがありません。
また、公開版なしにβ版のみの状態では、アプリの検索にひっかかって見つかることもありません。
一般公開せずに、いつまでも限定ユーザーのみに提供ということも可能です。
特定のgoogleグループに入ってる人限定とか。
ベータ版利用人数に制限はないと思われます。
利用フロー
1.テスター募集(android限定・googleアカウントを教えてもらう)
2.抽選・選別
3.ユーザー限定リリース
4.テストサイクル回す
5.一般公開に移行
既にある開発者向けサービスとの違い
testflightで問題になるUUIDの収集の手間。
deploygateで必要な開発者オプション(提供元不明をインストール許可)設定
これらのユーザーへのデメリット・リスクなしに提供できます。
deploygateのメリット
deploygateには誰がどの端末にどのバージョンをインストール、アンインストールしたというログが残ります。
あと強制終了などのデバッグログ記録など。
配布先の指定
2パターン。
1.googleグループを指定
2.google+のサークルを指定する方法
通常は1になると思います。
配布するユーザーの登録手順
後にスクリーンショット付で書きますが、
1.非公開のgoogleグループを作成する
2.ユーザーを招待する
3.このグループ向けに配布する
つまり、招待するためのgmailのアドレスを教えてもらう必要があります。
実際の手順
まずはアプリの登録
新しいアプリを追加から
アプリ名いれてAPKをアップロードを選択
ベータ版アップロード
アップロード完了。
ベータ版から製品版に移行することもできます。(製品版にプロモートボタン)
アプリ情報を編集
通常と同じ。
公開されないけどマーケットの説明文とかスクリーンショットなど必要です。
有料にしたらベータ版はどうなるのか未確認。おそらく無料でしょう
google グループを作成
まずは普通に作る。
このメールアドレスが登録するものになります。
テスト版URLを書いておきましょう。
トピック立てておくのもわかりやすい
招待する前にプライバシー設定を。
メンバー間のメールアドレスを表示しないようにする
トピックをたてる・投稿をできなくするなど。
招待する
招待する相手を登録
ここでgoogle groupのメールアドレスを登録。
下のリンクがテスターに伝えるものになります。
招待を受ける
招待されるとメールがくる(Gmail)
URLを開いてブラウザでログイン。
テスター登録
グループに登録されているURLを開くと、この画面になる。
テスターになるを選んでもらう
これでダウンロードできるように。