はじめに
Zabbixでネットワーク機器の監視について
あまり情報が少ないかなと思いまとめてみたいと思います。
MTRGやCactiなんかよりも簡単に出来るのではないでしょうか。
トラフィック情報の可視化やリンクステータスのトリガーなど特に設定することなく得られます。
環境
- Zabbix 2.4.6
- CnetOS 6.5 64bit
対象機器
- Cisco Nexus
- F5 BIG-IP
ステップ1
管理 -> 一般設定 -> マクロ で{$SNMP_COMMUNITY}をデフォルトのpublicから実際のネットワーク機器に設定されているコミュニティ名に変更する
ステップ2
設定 -> ホスト -> ホストの作成 で下記のように設定する。私は「bulkリクエストを利用」のチェックは外しています。
この2ステップで基本的に完了します。
ディスカバリで取得するアイテムの中には更新間隔が3600秒のものもあるので気長に待ちます。
確認
監視データ -> 概要 で下記のようにインターフェースのステータスが確認出来ます。ステータス監視にトリガーがついています。
監視データ -> グラフ でIN/OUTのトラフィック量も確認出来ます。
まとめ
特に監視したいインターフェースはスクリーンを用意しておくと良いかもしれません。
まだ登録したばかりですがロードバランサー(BIG-IP)のDisk使用率、CPU使用率、インターフェイスなんかも簡単に監視出来ます。