品質マネージメントについて。
何をすることで 「品質」 を向上させることができるのか。
「人材」 なのか、「作業内容」 なのか、「スケジュール」 なのか、「テスト自動化」 なのか。まずは考えることからはじめる。
プロジェクト
・QCDSMEの設定
項目 | 意味 | |
---|---|---|
Q | Quality | 品質 |
C | Cost | 費用 |
D | Delivery | 納期 |
S | Security | 守秘 |
M | Morale&Moral | やる気、道徳 |
E | Environment | 環境 |
品質へのこだわり
・費用への不満だったり
・スケジュールへの不満(予定通りに進まない、何が原因なのか)
利害関係者(Stakeholder)
・どこまで?
発注元
元請け会社
請負会社(どこまでか把握できるか)
定義
よく言うQAとは
Qualiy Assurance:品質保証
システムがお客様の要求(希望)通りであり満足がいくための活動
QCは
Qualiy Control:品質管理
システムが目標と定めた品質水準をクリアしていくための活動
QMは
Qualiy Management:品質管理
品質中心とした経営管理活動
品質計画
・品質クリア条件をまとめる
・プランナー、開発と協議しリリースタイミングを判断。
管理者(案件稼働時)
・管理すること→進捗報告するだけ?
確認すべきこと
1.テスト担当者単位の進捗情報(ケース消化数)
2.テスト担当者単位の時系列進捗情報(1時間ごとの進捗率)
3.プロジェクト全体の進捗情報(ケース消化数)
4.プロジェクト全体の時系列進捗情報(1時間ごとの進捗率)
5.障害報告(JIRA/Redmine)などのチケットの確認(チケットの重要度)
開発側との調整が必要なのか。影響範囲がどこまでなのか。
6.決められた時間内にどこまでできるのか。出来ないのか。出来ない場合どうするか。
人員を投入だけで大丈夫か、教育の時間が必要か。
テストベンダー会社
利用する際の、概算見積
オンサイト(常駐)かオンサイト(センター)
テストリーダー(設計者) 700,000円-1,000,000円
テスター 550,000円-650,000円
テストベンダーの選定作業
1.テストベンダーに問い合わせ。比較することも大事で数社に依頼をかける。
2.依頼内容に対応してもらえるか、またスキルシートと仕事のパフォーマンスは別物であるため、見極めがものを言う。
3.明らかにテスト経歴が不足している場合は、断ること。
4.当たり前ですが、ジョインしてからが大変。
5.テスターの質と単価、どこまでのテストを実施してもらえるのか。
6.まずは、テスト見積書を出してもらい、そのあとにテストベンダー側の営業と打ち合わせ。
7.自社の開発エンジニアの数や今、会社として何に困っているのか。どう解決したいのかを詰める。
8.コストなのか、テスターの質なのか、常駐なのかテストセンターなのか。
そのあとに、契約書に判を押す。
社内の法務や人事に内容を確認してもらい、発注をかける。
用語
・テスト見積書:テスト人員の1人月もしくは、1人日あたりの単価や稼働期間、超過時、休日出勤時の金額を記載
・テスト請求書:実際のテスト案件稼働工数の金額を請求する
・請負契約:原則として「仕事を完成させること」が支払い条件
納品物の期限通りの引き渡しが条件となり、進めかたは、受注者(請負人)の裁量次第。「作業の体制」「進め方」などは、受注者が責任を持って決める。進捗リスク、課題などを管理する、プロジェクト管理も受注者が責任を負う
・派遣契約:発注者(派遣先)が受注者(派遣者)に指揮命令
・準委任契約:受注者は自らの責任で作業計画を立て、やり方を決めて、作業を行う。
受注者の義務や責任が発生。→受注者自身が判断して作業を行い、作業報告書を提出。
・機密保持契約(NDA=Non-Disclosure Agreement):一般に公開されていない情報を入手する場合に、その情報を外部に漏らさせないために交わす契約