今年もNode-RED Advent Calendar始まりました!
Node-REDは2013年9月に表舞台に現れてから早3年が経とうとしています。本エントリは3年間のNode-RED界隈のダイジェストです。なお、内容のほとんどが今年の8/26に開催したNode-RED勉強会で話した内容なので来場された方は内容が重複しますがご了承ください。
ノードとフローの推移から知名度を類推
Node-REDの最初のコミットや最初のWebサイトを見ると活動は2013年9月頃始まったものと思われますが、Node-RED Libraryにノードも掲載され出したのは2015年の3月からのようです。
そこで2015年3月から2016年11月までのノードとフローの掲載数の推移をグラフにしてみました。
緩やかではありますが順調に数を伸ばしているところを見ると、認知度やユーザも緩やかではありますが確実に伸びていると思われます。以下はGoogleトレンドで"Node-RED"を調べた結果です。こちらも緩やかですが確実に増えております。
Node-REDのポテンシャルを考えると現在の緩やかな上昇は本領を発揮していないので、急激に知名度が上がる出来事が来年以降にあると思われます!(思い込み)
Node-REDを利用したサービスや製品
Node-REDを利用したサービスや製品はどんどん増えています。
国内ではユビキタスさんのdalchymiaやAmbient、Milkcocoa(宣伝すみません)などが、自社のIoTプラットフォームへデータをアップロードするノードを提供しています。また、Lazuriteさんは自社の通信モジュールと接続できるノードを公開しています。
Node-REDベースの開発環境を提供しているのは、もちろんIBMさんのBluemixをはじめ、CANDY LINEさんのLTEPi for Dやユニロボットさんのuniboなどの製品の開発環境として採用されています。
IoTゲートウェイ製品では、ぷらっとホームさんのOpenBlocks IoT VX1にもNode-REDが標準搭載されましたし、手前味噌で申し訳ありませんがNode-REDのフローを共有していくようなコミュニティを志しているenebularとの連携を標準搭載したアットマークテクノさんのArmadillo-IoT PoCパッケージが提供されています。
一方、海外では以下のようなサービスや製品でNode-REDが使われています。
今後も色々なサービスや製品で利用されていくことでしょう!
ユーザ会の活動
最後にNode-RED日本ユーザ会の活動を記しておきます。
Node-RED日本ユーザ会概要
- Twitterハッシュタグ: #noderedjp
- 公式ページ: https://nodered.jp/
- Facebookページ: https://www.facebook.com/groups/noderedjp/
- Slack入り口: https://nodered-slack.herokuapp.com/
過去の開催イベント
- 2015年8月26日: PaaS×IoT! Node-RED勉強会
- 2015年10月13日: Node-RED LT祭 【PaaS勉強会 × BMXUG】
- 2015年11月27日: Node-RED Flow作成体験ハンズオン
- 2016年1月15日: Node-REDデザインパターンのハンズオン
- 2016年6月28日: Node-RED UG勉強会 Vol.1 Node-REDでデバイスにいろいろつながる!「Node-RED×デバイス連携」
- 2016年8月26日: Node-RED UG勉強会 Vol.2 Node-REDのいろいろな使い方!「NodeRED使いこなし事例+LT!」
- 2016年11月18日: Node-RED UG勉強会 Vol.3 「NodeRED x クラウド連携」
ドキュメントの和訳
コミット履歴(ぼっち寂しい...)
アドベントカレンダー
まとめ
ということで年末LTパーティ是非ご参加ください!