今まではMacBook + BootcampでWindows7を動かしていましたが、再起動が面倒なので、新しいMacBook Pro Retinaディスプレイモデルには仮想化ソフトを使ってインストールすることにしました。
最初はVMwareを使おうと思ったのですが、どうやらMacには無償版がないようなので、VirtualBoxを使うことにしました。
確認環境
- VirtualBox 4.1.18
- Windows7 Home Premium 64bit (DVD)
- Mac OS X 10.7.4
- MacBook Pro Retinaモデル
作業メモ等
インストール用DVDのアクセス方法ついて
手順は基本的にこちらのページを参考にさせてもらいました。
ただし、MBPにはDVDドライブが付属していないので別のMacにてインストール用DVDのisoイメージを作成し、それをMBPにコピーしました。
isoイメージの作成方法はこちらのページを参考にしてください。
また、isoイメージのサイズは3GBオーバーになり、ネットワーク越しのファイルのコピーに何度も失敗したので、UNIXのsplitコマンドを使ってファイルを256MB程度に分割してから、共有フォルダ経由でMBPにコピーしました。
# コピー元のMac側
$ split -b 256m [isoイメージファイル名]
$ ls
xaa xab xac ...
# MBP側 - /Volumes/Publicをコピー元の共有フォルダとしている場合
$ cd [コピー先のディレクトリ]
$ cp $(ls /Volumes/Public/x*) .
# 分割したファイルを結合
$ cat x* > [isoイメージファイル名]
VirtualBoxで「インストールメディアを選択」する場合はこのisoイメージファイルを選択します。
ライセンス認証について
過去にMacBookにインストールしたDVDを使ったので、ライセンス認証は電話を使った認証を要求されるのかと思いましたが、意外とインターネットを使用した認証だけで終了しました。
ライセンス認証の方法についてはこちらのページを参照してください。
画面表示について
さすがにRetinaに最適化はされていないので、フォント表示等はボンヤリ&カクカクしていますが、Webページのデザイン崩れを確認する程度ならこれぐらいでも十分かなと思います。
メモリの割当てについて
なお、メモリの割当ては最初2GBにしていましたが、起動するだけでがっぽりMac側のメモリを食ってしまうので、1GBに下げました。
ディスクイメージの容量について
可変サイズにしていますが、OSインストール直後でvdiファイルのサイズが9GBちょっとです。
ブラウザしか使わないなら、20GBぐらいで十分かもしれません。