このあいだ秋月電子でRaspberry pi 2 Bを購入した。初期設定について、それぞれのサイトではいろいろやり方を掲載しているが、知識点をまとめてメモしておく。
材料
- RaspBerry Pi (できればB+以上)
- 容量8G以上のmicroSD Card(最低でも4G確保しておく。16Gでclass10のものは、OSをインストールする際3.3Mb/sの書き込み速度があるので非常に助かる。しかもアキバではすでに千円切っている)
- マウス、キーボード(できれば無線マウス、キーボードのセット。RasPiはHubなしにUSB4つしかない、後ほどwifiやBluetoothを挿すスペースがなくなる)
- モニター(HDMIの使えるテレビも可)
- 無線LAN子機(個人はELECOMのWDC-150SU2を使っている。)もしくはLANケーブル
- 自分用のパソコンとインターネットの接続…
方法
パソコンでの操作
- まずは、面倒を省けるためにここで「NOOBS」という便利道具をダウンロードする。(ケーブルでインターネットにつなげた場合以外はLite版を使わない。1G弱程度のzipファイル、意外に結構時間かかった)。
- microSDカードをフォーマットする。FAT32で結構だ。もしRasPiのOSの再インストールの場合はここの方法でSD Formatter 4.0を使ってフォーマットする。
- 先ほどダウンロードしたNOOBSのzipをフォーマット済みのSDカードへ解凍して、SDカードをRasPiに装着する。
##RaspBerry Piを立ち上がる
- HDMIやマウス、キーボード諸々を装着する。
- パソコンのUSBまたは2A以上容量のUSB充電器からRasPiへ給電する。
- この時、モニター画面に表示する指示に従って進む。但し、英語状態で行うこと。でなければ、ひどく文字化けすることがある。
- インストール完了したら、自動的にrebootされ、RaspbianのGUIが立ち上がる。
##フォントと入力とソフトの更新
- まずはOSをアップデートする。Terminalを立ち上げて以下のコマンドを入れる。
sudo rpi-update
(余談だが、Linuxのコピペは選ぶことはコピー、マウスミドルボタンはペースト) - 次にapt-getもアップデートする。
apt-get update
- そしてフォントを入れる。(日本語と中国語2種類のフォントを用意した。漢字のカバー率を考えてみると、中国語フォントの方をお勧めする。)
- 日本語フォント
sudo apt-get -y install fonts-vlgothic
(-y入れないとあとはYを自力で入力する羽目になる) - 中国語フォント
sudo apt-get -y install ttf-wqy-zenhei
- 日本語フォント
- 続いては日本語入力。(ついでに中国語入力も入れた)。その後手動設定が必要になるが、ここを参考にすればよい
sudo apt-get -y install ibus-anthy ibus-pinyin
- 最後はすべてのアプリケーションを網羅してアップグレードする。(10/22追伸:vimも入れ直さないと後色々苦労するので
sudo apt-get -y vim
も一応入れておく)
sudo apt-get -y upgrade
##言語、タイムゾーン、キーボードとSSHの設定
- 現地化設定。
sudo raspi-config
で全部セレクトできるが、sudo dpkg-reconfigure locales
で表示言語、dpkg-reconfigure keyboard-configuration
でキーボード、dpkg-reconfigure tzdata
でタイムゾーンをそれぞれ設定できる。バッチ処理も可能なので、ここを参考にして。(10/21追伸:上記の方法はアクセス許可の不備があるので、ここの記事をみる - 設定する時、スペースキーはセレクトで、タブキーでOKを押す。
- SSH設定
sudo raspi-config
のAdvanced Optionメニューで設定する。 - すべて終わったら、
reboot
する
考察
今回初めてRaspberry PiのようなOSをもっているマイコンを扱うので、いろいろ迷った。意外にいろいろついていて便利だった。YouTubeは遅いが見れてHTML5testでのテストも344点もあった。これからBluetoothもテストする予定である。