Paperclipでアップロードするファイルのcontent_typeの確認方法

ご存知の通り、Paperclipは画像だけでなく各種ファイルをアップロードする機能をRailsアプリケーションに組み込むことのできる超便利gemです。

validates_attachment_content_typeのcontent_typeに渡すファイルタイプは、OSXであればfileコマンドで確認できます。

• Excelの場合、

file -I sample-excel.xls
sample-excel.xls: application/vnd.ms-excel; charset=binary

• Powerpointの場合、

file -I sample-powerpoint.pptx
sample-powerpoint.pptx: application/zip; charset=binary

あとはcontent_typeに以下のように設定すればOKですね。

validates_attachment_content_type col,
			:content_type => ["application/vnd.ms-excel", "application/zip"]

追記(2014.11.21)

上記の方法ではアップロード時にエラーになってしまうファイルタイプがありました(特にOffice製品)。
色々試行錯誤して調べた結果、下記のような設定にしたところアップロードすることが可能に。

拡張子	content_type
.doc	application/msword
.docx	application/vnd.openxmlformats-officedocument.wordprocessingml.document
.xls	application/octet-stream
.xlsx	application/vnd.openxmlformats-officedocument.spreadsheetml.sheet
.ppt	application/vnd.ms-powerpoint
.pptx	application/vnd.openxmlformats-officedocument.presentationml.presentation
.pdf	application/pdf

調べ方は単純で地道にデバッグして変数の値を追います。
paperclipのコードをbundle openで開いて、attachement_content_type_validator.rbにブレークポイントを置きます。
以下のコードの場所にブレークポイントを置けば、アップロードに失敗したときに止まりますね。

def validate_each(record, attribute, value)
 
~(省略)~       
       
  if record.errors.include? attribute

    binding.pry #ブレークポイント
          
    record.errors[attribute].each do |error|
      record.errors.add base_attribute, error
    end
  end
end

引数でmodelオブジェクトが渡されてくる(record)ので、

record.{アップロードするフィールド}_contant_type 

で、modelに格納されているアップロードしたファイルのcontent_typeが確認できます。
やり方として正しいのかわかりませんが、とりあえず。

参考

How to validate file content type to pdf, word, excel, and plain terxt for paperclip?