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初心者向け 開発PCバックアップのススメ

Last updated at Posted at 2017-03-25

概要

私がエンジニアとして働き始めた頃、開発はGitを使ってバージョン管理をしているにも関わらず、開発PCであるMacは何もバックアップを取っていないことに心配になりました。

そこで周りのエンジニアの方に「バックアップはどうしてますか?」と聞いたところ、意外にも定期的に取ってない方や、何もしていない方もいることに驚きました。

まぁ〜これについて理由は単純で、やろうと思っているけど「面倒だから後回し」になっているケースが多かったです。

その後、私はすぐにバックアップを1週間に1度取り始めましたが、これによって何度も助かった経験があります。

そこで簡単ですが、バックアップについて紹介します。

バックアップを使う時

バックアップを使う時は、開発PCが壊れたり、動作不良になった場合のみに使うだけではありません。

私の場合、バックアップで開発PCを戻すケースがけっこうあります。

以下のことを行う場合は、必ずバックアップを取ります。

(1) 設定変更をする時

(2) 新しく学習する時

(3) 不具合に対処する時

何か設定を変えたり、新しいことを学習したり、またPCのちょっとした不具合が起きた時は、必ずバックアップを取ってから作業に取り掛かります。

なぜなら、色々とインストールしたり、設定を変えたりする内にPCがおかしくなったり、最悪動かなくなったりする場合があるからです。

私もまだ初心者であるため、技術的に未熟で理解していないことが多いです。

なので、いつでも正常な状態に戻れるというバックアップの安心感は、開発をする上で非常に重要だと思います。

バックアップを取っておいて良かった事例

私の場合、このような事例がありました。

【bashからzshに変更した時、コマンドが動かなくなった】

エンジニアとして働き始めて3ヶ月経った頃、私は設定を変更することにハマっていました。

ある時、bashからzshに変更した方が良いと聞いたので、家に帰ってからバックアップを取って作業に取り掛かりました。その夜は無事にzshに変更することができました。

そして次の日に出社し、rails s でRailsを起動しようとしたのですが、エラーが起きて立ち上がらなくなりました。

色々と調べて試したのですが、解決できません。さらにzshの設定を変更しすぎたせいか、今度はターミナルが立ち上がらなくなりました。

泥沼状態に陥り、結局その日はrails以外の仕事をすることになったのです。

業務が終わってから家に戻り、前日に取っておいたバックアップで開発PCを戻すことで正常になりました。

次の日は、また通常業務に戻ることができて、ホッとしたことを覚えています。

その後、シェルについて勉強し、何が問題であったか理解することができました。

もし、あの時にバックアップを取っていなければ、会社に多くの迷惑を掛けていたでしょう。

バックアップを取っておいたので、それが最小限に抑えられました。

バックアップに必要なもの

  • バックアップに必要なものは、以下の2つです。

(1) バックアップ用のツール

(2) 外付けハードディスク

私はMacを使っているため、デフォルトで入っているタイムマシンというツールでとても簡単にバックアップを取ることができます。

外付けハードディスクについては、以下の製品を使用してます。

省電力&静音モデル WDドライブ搭載 USB 3.0 外付けハードディスク HDD 3TB LHD-ENA030U3WS

71L4XLKiAxL._SL1500_.jpg

他の外付けハードディスクを使用したことはありませんが、個人的にこれで非常に満足しています。

国内生産の製品ですし、容量が3TBあるのでしばらくは問題ありません。また音も静かです。

外付けハードディスクによくある不具合も今のところありません。もし何を買って良いかわからない方は、こちらをオススメします。

バックアップの取り方(Macの場合)

外付けハードディスクのフォーマット

タイムマシンでバックアップ作成

  • 次に、タイムマシンを起動させます。
  • まずはLaunchpadを選択します。

スクリーンショット 2017-03-25 18.36.31.png

  • その他を選択します。

スクリーンショット 2017-03-25 18.36.49.png

  • 「Time Machine」を選択します。

スクリーンショット 2017-03-25 18.37.04.png

  • タイムマシンの設定をします。
  • 「バックアップを自動作成」にチェックし、「ディスクを選択」で接続してある外付けハードディスクを指定します。

スクリーンショット 2017-03-25 19.37.00.png

  • そして、バックアップを作成させます。

スクリーンショット 2017-03-25 19.37.54.png

  • これでバックアップが開始されます。
  • 初回は数時間掛かるので、時間に余裕がある時に行ってください。
  • 以上がバックアップを作成する手順になります。

バックアップから復元する方法

一度でもバックアップを作成すれば、そこから復元することができます。

方法については、以下をご参考ください。

まとめ

以上がバックアップを取るべき理由と、やり方になります。

バックアップは非常に重要ですので、まだ作成していない方はオススメします。

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