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PHPマニュアル日本語版にパッチを送る

Last updated at Posted at 2017-09-05

Php Docbook Online Editor (https://edit.php.net/) を使うと、PHPマニュアルにパッチが送れる。

実際に送ってみたので、そのときの手順を紹介する。

オンラインエディタへのログイン

Php Docbook Online Editor にアクセスすると、次のようなログイン画面が開く。

ログイン画面

各種ソーシャルアカウントでログインできる。ぼくはTwitterを選んだ。

今回は日本語版をターゲットとするので、Language module は「Japanese」にする。

修正対象の決定

ログイン後、サイドメニューを眺めると、未翻訳のファイルや、エラーのあるファイルがあることがわかる。

今回は /reference/xsl/book.xml のエラー修正に挑戦することにした。サイドメニューの「現在の翻訳のエラー」から /reference/xsl/book.xml を開くと、下記の画面になった。

/reference/xsl/book.xml を開いたところ

ファイルの修正

エラーメッセージを参考に、link タグを追加して保存した。その結果、エラーがなくなった。

/reference/xsl/book.xml を編集して保存したところ

念のため、diffを確認してみる。とくに問題なさそうだ。

diffの内容

「url.libxslt」が定義されているか確認

大事なことを忘れていた。万一「url.libxslt」が定義されていなければ、参照エラーになってしまうかもしれない。英語版には定義されているだろうが、日本語版にはあるのだろうか。

サイドメニューの「すべてのファイル」から Repository/doc-base/entities/global.ent に当たりをつける。ファイルを開いて検索すると、やはり定義されていた。

url.libxslt が定義されていることを確認

注意

ここで可能であれば、ソースをチェックアウトし、同様の変更を施して、ビルドがうまくいくか試したほうがよいだろう。ぼくはそうした。

ビルド方法は下記が参考になる。

パッチの作成

さて、変更したファイルは、サイドメニューの「作業中」で参照できるようになっている。「Create a new patch」を選んでみよう。

パッチを作る

すると、パッチ名や説明文、メールアドレスを入力する画面が開く。

パッチ作成画面

入力後に「Create」ボタンを押せば、パッチが作成される。「レビュー待ちのパッチ」で内容が確認できるようになった。

レビュー待ちのパッチが1になっている

あとは、コミッタによってパッチがaccept(またはreject)されるのを待つだけだ。結果は、さきほど入力したメールアドレスにメールで通知される。

参考

ぼくが初めて送ったパッチについて、下記の記事にまとめている。

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