Eclipse CDT環境はWindowsのC/C++ソースコードリーディング・編集環境として優秀だと思うので共有。
ビルドは、別途Visual C++でプロジェクトがあるというのを想定している。
ビルドはできないけど、コードの補完とかコード間の参照とかはできる感じ。
必要なもの
- Eclipse CDT (32bit)
- MinGW (32bit)
- CMake
別に32bitじゃなくてもいいけど、MinGWと合わせること。
バージョンは最近のならなんでもいいはず。
CMake
ソースコードのあるディレクトリに以下の内容をコピーして CMakeLists.txt を作る。
Project(MyProject)
cmake_minimum_required(VERSION 2.8)
# あれば include_directories ()
file (GLOB SRCS */*.cpp)
add_executable (a.exe ${SRCS})
CMake (cmake-gui)を実行して、
source code と build the binaries の箇所をソースコードのあるディレクトリを指定、
Configure で「Eclipse CDT MinGW 」 を選択、Generate。
でEclipse CDT用の設定ファイルができる。
Eclipse CDT
Eclipse を立ちあげて、File → Import → Existing Code as Makefile Project。
Code Locationでさっきのソースコードのあるディレクトリを指定、
これでProject Nameも自動で埋まる。
注意するのは、Toolchain のとこで MinGW GCC を指定すること。
で、FInishで環境構築終わり。
インクルードディレクトリは?
gcc のオプションでいうところの -I の設定は、
プロジェクト でプロパティ→C/C++ Build → GCC C++ Compiler → Includes でディレクトリを追加できる。