Moutain Lionでenviroment.plistのサポートがなくなったので
設定方法をメモ
なにが問題か
従前、環境変数の指定に~/.MacOSX/enviroment.plistを使用しているとMounteain Lionへアップデートした場合、eviroment.plistは参照されない(サポート終了とのこと
http://www.mobileread.com/forums/showthread.php?t=186069
)
環境変数PATHをenviroment.plistで設定していた場合アプリケーションバンドル形式のアプリ例えばEmacs.appから/usr/local/binが見えなくなったよってemacs起動時にwgetが見つからないと怒られるハメに…
コンソール上のプログラムは.bash_profile等で環境変数を指定すれば問題はないが、普通にアイコンクリックしてemacsが使えんと支障があるのでアドホック的に対策をした
/etc/launchd.confに環境変数を記述
環境変数を指定する方法をググってみたところ、この方法が一番簡単だった。
しかしシステムワイドで設定されるためマルチユーザー環境では問題ありなのだがサーバで利用しないのでよしとする。
準備
/etc/launchd.conf はデフォルトでは作成されていないので
おもむろにtouchコマンドでファイルを作成するか好みのエディタで
launchd.confを/etc以下に作成し設定を記述する
管理者権限がないとダメなので sudo を使い 管理者権限 で作業を実施する
例:
$ sudo vi /etc/launchd.conf
or
$ sudo emacs /etc/launchd.conf
記述形式
環境変数を指定する場合
setenv key value
となる、その他についてはmanを参照
例:
setenv PATH /sbin:/bin:/usr/sbin:/usr/bin:/usr/local/bin
記述後、launchd.confを保存したら再起動し完了