22
21

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

⌘+TabでWitchを操作する

Posted at

Macにおいて「⌘+Tab」はアクティブなアプリケーションを変更するショートカットだが、組み込みだとウィンドウを変更できない。(これ自体はDock.appの機能)

何を言っているかと言うと、例えばChromeを2つのウィンドウに分割しているとして(片方は個人用、もう一方は仕事用)「⌘+Tab」ではChromeを選択できるが、それらの間をいったりきたりすることができない。

ウィンドウを変更するにはどうすればいいのかというとChromeが選択された状態で「⌘+`」を押す。はっきり言って面倒くさすぎる。

そういう場合に便利なのがWitchなのだが、こちらは「Option+Tab」なのでちょっと親指がつらい。Witchはキーバインドを変更できるので「⌘+Tab」を割り当てればいいのだが、なんとDock.appの方のキーバインドを変更できないので、せっかく「⌘+Tab」を割り当ててもWitchまで命令が到達しないので意味が無い。

これを回避するにはKeyRemap4MacBookを使う。

これを使うとキーの割り当てを切り換えることができる。つまり、Witchは「Option+Tab 」、Dockは「⌘+Tab」で待ち受けている状態で、KeyRemap4MacBookが「⌘+Tab」を「Option+Tab」に置き換えてしまうことで、擬似的にWitchを「⌘+Tab」で操作できるようにすることができるのだ。

KeyRemap4MacBook の設定

KeyRemap4MacBookをインストールしたら設定を開いて「Misc & Uninstall」タブの「Custom Setting」の「Open private.xml」をクリックする。

そしたらFinderが開いてそこにprivate.xmlというのがいるので、何かしらのテキストエディタで開いて下記をコピペ。すでに中身がある場合は <item></item> の中身だけをコピペする。

private.xml
<?xml version="1.0"?>
<root>
  <list>
    <item>
      <name>Swap Command+Tab and Option+Tab</name>
      <identifier>private.use_witch</identifier>
      <autogen>
        __KeyToKey__
        KeyCode::TAB, ModifierFlag::COMMAND_L,
        KeyCode::TAB, ModifierFlag::OPTION_L
      </autogen>
      <autogen>
        __KeyToKey__
        KeyCode::TAB, ModifierFlag::OPTION_L,
        KeyCode::TAB, ModifierFlag::COMMAND_L
      </autogen>
    </item>
  </list>
</root>

保存したらKeyRemap4MacBookの設定に戻って「Change Key」を選択して「Reload XML」をクリックすると出現する「Swap Command+Tab and Option+Tab」を選択する。

これで「⌘+Tab」でWitchが「Option+Tab」でDockが動く。

22
21
3

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
22
21

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?