Google GuavaライブラリのPreconditionsクラスのメソッド達が便利です。
http://google-collections.googlecode.com/svn/trunk/javadoc/com/google/common/base/Preconditions.html
nullチェック
例えば、こんな感じでメソッドの先頭でパラメータの値がnullかどうかをチェックしたい事はよくあると思います。
public void doSomething(String message) {
if(message == null) {
throw new NullPointerException("message must not be null.");
}
this.message = message;
}
いちいちif文を書くのが面倒ですが、Guavaライブラリを使うとこんな感じですっきり書くことが出来るようになります。
public void doSomething(String message) {
this.message = checkNotNull(message, "message must not be null");
}
もし、messageがnullだった場合は、checkNotNullの第2引数をエラーメッセージとしたNullPointerExceptionが投げられます。
さらに、nullではなかった場合は、messageの値をそのまま返してくれるので、続けてcheckNotNullの返り値を使うことも出来ます。
bool値を返す式によるチェック
他にも、bool値を返す式を引数に渡し、それが偽だった場合は例外を投げてくれるcheckArgumentのようなメソッドも用意されています。
public void doSomethingElse(int value) {
checkArgument(value > 0, "Expected positive but value was %s", value);
}
これは、valueに0以下の値が渡された場合、IllegalArgumentExceptionが投げられます。
おまけ
Preconditionsで定義されている上記のメソッドはスタティックメソッドなので、static import剃る必要があります。
Eclipseでstatic importを簡単に書く方法はこちらにまとめています。
Eclipseでstatic importを簡単に扱う方法