Unityで次のようなテーマのAIキャラクターを作成してみる：

1. 敵キャラの門番は特定の地点を巡回
2. 主人公キャラが一定の距離に近づく
3. 敵キャラが反応して、主人公に向かっていく
4. ただし、背後から迫った等、視界にいない場合は近くても反応しない
5. 至近距離まで近づいてきたら近接攻撃
6. 主人公キャラが逃げていく
7. 敵キャラは近接攻撃をやめるが、追ってくる
8. 一定の距離から離れると、再び巡回の動きに戻る

プロジェクトサンプルのYoutube動画へ

サンプルのダウンロード

ブログの一番下のリンクからUnityプロジェクトの形式でダウンロードできる。Unity 4.0以降でも動作する。

• Unityで初めてのAIキャラクター（目次）

目次

1. NPC設定の追加
2. 巡回点の追加
3. 巡回パターンの追加
4. デリゲートの使い方
5. さあ近づいてこい（距離のチェック）
6. 見えるようにする（視界のチェック）

特に勉強になるところ

• 完成プロジェクトをダウンロードしてイメージがつかめる。あとは目次ごとにその段階でのスクリプトがあるので、段階的に学習を進められる

巡回点の追加

• A -> B -> C -> Aなど、循環して巡回する場合、空のゲームオブジェクトをUnity 上で配置するだけなので応用が利く

さあ近づいてこい（距離のチェック）

• Vector3.Distance を使用することも出来るが平方根演算は遅いので、sqrMagnitudeを使用して平方根演算をさける。これは Unity公式マニュアル でも明記されてますね