Rubyをそれぞれのバージョンごとにインストールできるアレです。
(Rubyの最新版は2.1.2/2014年8月15日現在)
rbenvとruby-buildのインストール
リポジトリの更新をする。
$ sudo apt-get update
必要なパッケージをインストールする。
$ sudo apt-get install -y build-essential
gitをインストールする。
$ sudo apt-get install -y git
rbenvをクローンする。
$ git clone https://github.com/sstephenson/rbenv.git ~/.rbenv
ruby-buildをクローンする。
$ git clone https://github.com/sstephenson/ruby-build.git ~/.rbenv/plugins/ruby-build
.bashrcに追記する。
$ echo 'export PATH="~/.rbenv/bin:$PATH"' >> ~/.bashrc
$ echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.bashrc
シェルをリスタートする。
$ source ~/.bashrc
インストール可能バージョンを一覧表示する。
$ rbenv install -l
最新のRubyのインストールと利用
最新のRubyをインストールする。
$ rbenv install 2.1.2
最新のRubyをデフォルトで使用する。
$ rbenv global 2.1.2
Rubyのバージョンを確認する。
$ rbenv versions
system
* 2.1.2 (set by /home/vagrant/.rbenv/version)
$ ruby -v
ruby 2.1.2p95 (2014-05-08 revision 45877) [x86_64-linux]
Rubyのバージョンを変えてみる
rbenv global
過去のバージョンのRubyを利用する場合、対象のRubyをインストールして、
$ rbenv install 2.0.0-p481
切り替える。
$ rbenv global 2.0.0-p481
$ rbenv versions
system
* 2.0.0-p481 (set by /home/vagrant/.rbenv/version)
2.1.2
$ ruby -v
ruby 2.0.0p481 (2014-05-08 revision 45883) [x86_64-linux]
rbenv local
プロジェクトごとにRubyのバージョンを変える場合、プロジェクトのディレクトリに移動し、
$ mkdir sugoiproject
$ cd sugoiproject
Rubyをインストールして、切り替える。
$ rbenv install 1.9.3-p547
$ rbenv local 1.9.3-p547
$ rbenv versions
system
* 1.9.3-p547 (set by /home/vagrant/sugoiproject/.ruby-version)
2.0.0-p481
2.1.2
$ ruby -v
ruby 1.9.3p547 (2014-05-14 revision 45962) [x86_64-linux]
rbenv rehash
gemなどでライブラリをインストール後にパスを通すために必要。
$ rbenv rehash
環境変数
環境変数からバージョンを指定することもできる。
バージョンを設定する。
$ export RBENV_VERSION=2.1.2
バージョンを確認する。
$ env | grep RBENV_VERSION
RBENV_VERSION=2.1.2
バージョンを削除する。
$ unset RBENV_VERSION