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Salesforce Winter '15 リリースノートのナナメ読み

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ワカサギ釣りじゃないですよ。Winter'15です。
まだ8月なのにもう冬の話しです。早いものですね。

さて、SalesforceのメジャーバージョンアップであるWinter'15のリリースノート(英語版)が公開されたので、英語の苦手な私が過去の経験とGoogle翻訳さんの力を使ってざっくり読んだので、そのメモです
全部網羅してるわけじゃないのであしからず。
あと、内容が間違っていても責任はとれないので、詳しくは自分でリリースノート読んで調べてね :wink:

・Sandboxプレビューは8/30~10/18
・apのバージョンアップは10/19(日)

一般機能

・重複管理(Beta)
 ⇒Account、Contact、Leadのみ
 ⇒Data.com重複管理って書かれてるけど、たぶん使える
 ⇒別途重複ルールの設定も可
・リッチテキストエディタのアップデート
 ⇒バグ修正、パフォーマンス向上、ブラウザとの互換性増

モバイル

・Salesforce1のセットアップウィザードメニュー
 ⇒ウィザード形式でS1設定ができる
・外部データの検索とビュー
・リストビューのフィルタ機能
 ⇒ビューからさらにデータを絞り込む機能?
・アクションバー
・検索機能強化
・リードから取引先責任者、商談、取引先?のコンバート機能
・商談作成アクション
・承認依頼確認
・簡単Task作成
・Event週単位ビュー
・Chatterでダッシュボード共有
・マトリクスレポートをダッシュボードからドリルダウン
・ダッシュボードコンポーネントのフィルタ機能
・レポートで表示が途切れているテキストを表示可能に
・フレキシブルページで以下3つのサポート
 ⇒reportChart、richText、visualforcePage
・SalesforceAアップデート
 ⇒trustサイトの参照とマルチアカウント対応

コミュニティ

・コミュニティデザイナー(Beta)
 ⇒スタイルを4つのテンプレートから選択してデザインする
・カスタムのログイン、ログアウトページの作成
・ニックネームの表示
・NetworkMemberオブジェクトでTriggerサポート
・カスタムのhttpsドメインをサポート
・トピックの利用
・コミュニティ分析用AppExchangeのアップグレード
・手動でコミュニティ分析ダッシュボードの更新
・デフォルトエラーページの追加

セールス

・テリトリー管理2.0のGA
・チーム商談の売上予測
・重複管理(Beta)
 ⇒重複ルールの作成
 ⇒カスタムレポートタイプで重複に関するレコード
・Salesforce for Outlook機能強化
 ⇒メールにファイル添付することで、レコードの添付ファイルへ
 ⇒同期フォルダ指定
 ⇒サイドパネル拡張
・活動へのルックアップ項目追加(Beta)

Work.com

パス

Data.com

パス

サービス

パス

Chatter

・Share Pointなどの外部ファイルの共有
・リストに載せないChatterグループ
 ⇒非公開グループよりプライベートなグループ?
 ⇒参加を要請するのではなく招待制
・アクションリンク(Pilot)

Force.com カスタマイズ

・設定ホームの最近使った対象アイテム増加
・設定検索の対象アイテム増加
・代理管理者による権限セットの割り当て
・カスタム権限(GA)
・コンパクトなフィードベースレイアウト
 ⇒オブジェクト上部にあるChatterレイアウトの変更?
・フィードベースレイアウトの詳細ビューで関連リストのホバー
・外部データへのアクセス
 ⇒外部ERPシステム側のデータをODataを利用してアクセス/表示
・データパイプラインで顧客データの管理(Pilot)
 ⇒Hadoopを使って、ビッグデータを扱うための仕組み?
・より長期間の項目履歴の保持(Pilot継続)
・Visual Flow強化

・プロファイル毎のセッションタイムアウト値とパスワードポリシー
・イベントログファイル(GA)
 ⇒SOAPやRESTのAPIでユーザの画面遷移ログを取得
・コールアウトからのAPIログインでトークン必須
・証明書と鍵のExportおよびImport
・IE6によるログインはログイン履歴から除外
・ユーザ画面でOAuth接続されたアプリ一覧表示
・外部Identity向けの新ラインセンス
 ⇒Chatter、Identity、CustomObject2つ

Force.com 開発

・アクティブなApexJobで使用されているコンポーネントのデプロイ
・短縮デプロイ(Pilot)
 ⇒過去4日以内に検証されているコンポーネントのテストをスキップ
・Canvas個人アプリ

Visualforce

・リモートオブジェクトの改善(GA)
・スタンダードStyleSheetsの結合
 ⇒パフォーマンス向上
・sObjectフィールドの暗号化
・ドメインの静的リソースサーブ
 ⇒静的リソース読み込み方式変更?
 ⇒重要な更新

Apex

・Queueableインタフェースで非同期処理を監視
・非同期メソッドとコールアウトの制限増加
 ⇒future 10→50
 ⇒Callout 10→100

その他

・SandboxとDEのRunTest制限増加
 ⇒500またはテストクラス数*20の大きい方
・Apexクラスの追加変更など
・ConnectApi (Chatter in Apex)の変更など
 ⇒Feed Elements対応

API

・SOQLで「USING LOOKUP」「USING SCOPE」で新しいフィルタリング
 ⇒?
・SOSLの「WITH」スニペットでハイライト
・REST APIのNew Headers
 ⇒「Call Options Header」「Package Version Header」「Query Options Header」
・Chatter REST APIでCORS対応
・Tooling APIでサポートオブジェクト増

ISV

パス

最後にどうでもいい話し

重複管理とかいいですよね。よくある要件だから使えそう。
あと、SalesとかServiceはどんどん独自進化を遂げていってる感じ。どうせカスタムオブジェクトに毛が生えた程度だとか思ってると痛い目にあう。売り上げ予測とか、コンソールとか。
MarketingとかはもうSalesforceとは別物だね。リリースノートも別物だし。リードとかあのオブジェクトを使っていたころが懐かしい。あのオブジェクト。なんだっけ名前思い出せないけど。あれだ、キャンペーンだ。まぁ、別に廃れているわけでもないけど。
Pardotの話しも少しずつ聞こえてきた。あれは何Cloudだっけ。Lead Cloudだっけ。(たぶん違う)
モバイルはいろいろあるね。Salesforce1アプリ。あれだ、S1。男性はちょっとドキッとするけど。
コミュニティもいろいろ。「コミュニティが次の戦場」らしいですから。
ODataとかHadoopとか気になるワードは出てたけど、細かいところは正直よく分からんかった。日本語版リリースノートが出たら読もう。
AuraはDreamforceあたりで発表されるのだろうか。

個人的にはEventLogFilesが気になってたんだけど、あんま細かいログはとれなそう。残念。

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