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スライサー(FDM式3Dプリンタ向け)の作成 其の1(概要)

Last updated at Posted at 2016-12-31

1.はじめに

  • 2009年頃:3Dによるモデリングを趣味で始める。(Shade3D
  • 2014年末頃:3Dプリンタに関する動画,記事,ツイート等により興味を持ち始める。
  • 2015年初頭:BONSAI LAB.のBS01+を購入。スライサーとしてSimplify3Dも同時購入。
  • 2015年末頃:スライサーソフトの開発を開始。
  • 2016年頭頃:ほぼ完成したものの、速度的に使い物にならず、放置。
  • 2016年末頃:まとめ作成開始。

 3Dプリンタ購入後、スライサー用語(パラメータの意味)が掴めなく、試行錯誤していました。
 また、スライサーの出力結果に満足行かない部分(ここはコウ動いたらきれいに出せるのに)等が出てきました。
 元来プログラマーだったので、スライサーを自作してみようと考えに至ります。
 しかし、スライサーソフトの構造自体に関する記事を日本語で見つけることができず...どのようにスライスしているのだろうと悩んだ次第です。
 このまとめは、自身の今後の改良のため、また、他の方へ何かしらの情報提供が出来ればと思います。

2.3Dプリント時の流れ

流れ.png

 3Dプリントするには

  1. 出力対象となるモデルデータの作成(私の場合Shade3Dによるモデリング。他者による作成済データがある場合は不要)
     出力:STLファイルなど

  2. 作成したデータをスライサーソフト(私の場合はSimplify3D)によりスライス
     入力:STLファイルなど 出力:G-Code(直接3Dプリンタに通信で送信することも)

  3. 3Dプリント(私の場合、BS01+に搭載されたMarlin)
     入力:G-Code

 つまり、スライサーソフトは、モデルデータを読み込み、各種パラメータに従い、G-Codeを生成するソフトになります。

 今回作成したソフトは、STL形式のモデルデータを入力可能とし、G-Codeを出力します。

3.おわりに

 まずは、ソフト開発の経緯とスライサーソフトの超概要でした。

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