前にも書いた気がするのですが、できることの情報共有だけじゃなくて出来ないことの情報も積極的に公開していったほうが良いと思うんです。そうすれば無駄に検索に時間を費やすこともなくなるし。
できないと思って情報公開したら「それできるよ。」と誰かが教えてくれるかもしれないし!
さて、Ruby界隈で迫害され続けるWindowsですが、自分はやっぱりWindowsがなんだかんだで一番使いやすいのでWindowsでRubyを使いたいんです。快適なRuby開発環境をWindowsに求めて今回は文字コードに関してのお話です。
基礎知識
Windowsの日本語版のコンソールはShift-JIS(CP932)
最近のRubyの標準はUTF-8
WindowsでUnicode
といった時には文字コード体系のUnicodeではなくてUTF-16
を指すことが多い。
Rubyのコンソールで日本語を表示する方法
取れる方法は”RubyをShift-JISで使う”か"WindowsをUTF8"で使うのどちらかになりますが、前者は時代に逆行してるし、ウムラウトとかハングルが使えないので却下。
日本語表示できるようにする
chcp 65001
でコマンドプロンプトの設定がUnicode(UTF8?)になるので、これでirb
とかpry
で日本語を表示できる。
でも、日本語入力は出来ない。IMEがアクティブにならないし、コピペならできるそうだけど、自分の環境ではコピペさえも不可能。
無理です。
以上が現状です。10年前ぐらいから問題になってる気がしますが未だに解決されていません。長期サポートの弊害がおもいっきり出てるんでしょう。
なんでもRubyKaigiのスポンサーとかもMicrosoftはしてるそうですが、そのお金でココらへんの実装したほうがむしろRuby界隈のWindowsに対する評価は上がるんじゃないかと思います。