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bowerやrails-assetsの代替としてjsdelivrを使う

Last updated at Posted at 2015-11-20

ここ数日、rails-assetsは終わったとかいやいやbowerはまだ終わってないと騒がしいですが、そんな中、最近自分もbowerを最近捨てていたので1そのあたりの話。

どんな環境か?

  • プロダクト全体ではまだbrowserifyなどは使えてない
    • 使いたいけどなかなかそこまで手が回らず・・・
    • browserifyとか使っているのであればbowerからの移行先は基本npmで良いだろう
  • bowerはChart.jsとかちょっとしたライブラリを持ってくるのに使っていた。
  • bower -> gulpでconcatして出力して管理していた。

このぐらいな環境であれば、jsdelivrはそれなりにおすすめできる。

結果:CDNで対応しよう

ある程度有名なライブラリばかりだったので、CDNで対応するのが楽そうだった。

CDNは色々あるが、jsdelivrを選定した。選定理由はこんな感じ

  • ライブラリ数が十分に豊富
    • cdnjsより豊富な気がする(調べてないので体感)
    • jquery.sticky-kitとかはjsdelivrにしかなかった。
  • 複数のファイルの同時呼び出しに対応 (重要)
  • 複数のCDNでBalanicingしているらしい
    • これに関してはそこまでがっつり読み込んでない。

個人的には刺さったのが二番目。

例えばjQueryとjQuery UIを取りたいなら

https://cdn.jsdelivr.net/g/jquery@1.11.3,jquery.ui@1.11.4

こんな具合。
形式としては

https://cdn.jsdelivr.net/g/パッケージ名(@version),パッケージ名...

という感じ。もっと細かい指定やカスタム指定はjsdeliverのgithubページで見てもらうと良い。

すごく構造化されているので、例えばサーバーサイドでこのURLを構築するのもざっくりこんな具合にさっくりできる。


def generate_jsdelivr_url(pkgs)
    path = pkgs.map{ |pkg_name, v| "#{pkg_name}@#{v}" }.join(",")
    "https://cdn.jsdelivr.net/g/#{path}"
end

pkgs = {
    "jquery": "1.11.3",
    "jquery.ui": "1.11.4"
}

generate_jsdelivr_url(pkgs)
// => "https://cdn.jsdelivr.net/g/jquery@1.11.3,jquery.ui@1.11.4"

もしCDNでなく自前のサーバーから配信したいなどがあれば、上記のURLをwgetでもすればよいのではなかろうかと思う(良いかはわからんけど、bower捨てる手法としては使えそう)。

番外編:jsdelivrに登録されてないライブラリどうするか?

順当にいけばCONTRIBUTEするのが一番。
とはいえ登録は多少面倒なところ2

これに対して便利なのはnpmcdn
npmに上がっているものは全て使えるので嬉しい。
ただ企業が運用しているしっかりとしたようなものでもないので、
polyfillなどのさほど重要でもないもの利用に留めている。
jsdelivrも自動でnpm配信やってほしい・・・

  1. 今回の騒動ありきというわけでもなく「なんか最近globalインストールした場合とそうでない場合で結果が変わる」みたいな問題があったから。何かの兆候だった気もする。

  2. しかも面倒な割に数日前に一回pull requestを投げてみたけどなかなか音沙汰が無い・・・

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