背景
さくらのナレッジで紹介されていたので触ってみた。
参考URL
http://panamax.io/documentation/
https://www.andrewmunsell.com/blog/getting-started-with-panamax
構成
通常、Mac上でDockerを動かす場合
VirtualBox上でCore OSを動かして、そこにDockerをインストール(boo2docker)…という形になる。
(LXCというLinux仮想化技術を使っているため)
Panamaxは WebベースのDocker管理ソフトウェア
で
インストールこそコマンドラインから行うものの、それ以降のVMの立ち上げ等は
webブラウザから行える。
MacOSXと Ubuntuでサポートされている。
(ただし、UbuntuでもVirtualBoxが必要。)
ここ を見るとWindows & Cygwinでもできなくはなさそう。
試す
環境
の状態。
準備
- VirtualBox
- VirtualBox 4.3 or higher
- Vagrant
- Vagrant 1.6 or higher
homebrewとか使ってインストール。
panamax
インストール
brew install http://download.panamax.io/installer/brew/panamax.rb
初期化
panamax init
CoreOS VMをインストールしたり、プロビジョニングしたりしてくれる。
ぼちぼち時間が掛かる。
最後に
Please go to http://10.0.0.200:3000 to access panamax.
と表示される。
アクセスすると、管理画面が表示される。
この画面からDockerリポジトリを検索できる。
試しに drupal を検索。 Drupal 7.28 with MySQL 5.5
の Run Template
をクリックして起動する。
クリック直後には Starting App...
とボタンが変わり、しばらくすると画面遷移する。
くるくると、起動中。
起動中のログも表示される。
Web Tierの Drupal_7.28
をクリックすると
色々設定が書かれている。
Ports
に書かれているURLにアクセスすると
Drupal にアクセスできる。
削除も簡単
所感
- 社内のエンジニアが構築したプライベートな設定で起動できるとかなり使えそう
- Windows Cygwinでちゃんと動くとローカル開発環境として使えそう
- web管理画面でVMが操作できるのがいい。エンジニアじゃない人が簡単に試せる
- ローカルBitnamiみたいな感じで良い
- ローカルHerokuみたいな感じで良い
- ナウなソフトウェアの簡単な動作確認とかできそう
- gitlabとか
- Grafana + InfluxDB + Elasticsearch とか
- Vagrantが必要なあたりの本末転倒感はある