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Redmineを使い始めるシリーズ(5)ウォッチャーと閲覧者

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新しいチケット、を作成する時に一番下にあるのがチケットのウォッチャー。

チェックボックスがプロジェクトメンバごとに用意されているが、これはどうすれば良いんだ。
ウォッチャーって日本語訳すれば、(この新しいチケットを)見る人となるが。
設定する?、しない?、その違いは?なぜ???

その前に、Redmineでいうウォッチとは、
チケットだけでなく、Wiki、フォーラムなど情報が更新されたら設定したメールアドレスに通知が行くことを意味している。

つまりチケットを見る人、ではなくこの更新の通知メールが行く人=ウォッチャーとなる。

ウォッチャーのチェックボックスで、この通知メールが行く人を指定することができるわけだ。
そして、チケットが更新されたので確認するよう促すことができる。
チケットは自分で更新するだけではなく、ウォッチャーの追加でチームワークとなる。

・・・と言っても、これがまた弊害の元凶。
そもそも、Redmineトで仕事するとメールのような一方向コミュニケーションから、チケットで双方向へ改善しその分メールも減る、が効果なのに。
普通プロジェクトは、メンバがいくつものチケットに関わるので、ウォッチャーとするとちょっとした編集だろうが何だろうが、更新されればメールが大量到着・・・でうんざり状態。きっと直ぐに自動仕分けで専用フォルダ、もしくは迷惑メールやゴミ箱行きになってしまう。
従い、ウォッチャーは本当に必要な人だけ、つまり上司やチケットの次作業者に限定すべきかと。

さて、日本語の”見る人”はどうなったんだ?

まずプロジェクトを見る/見れる人の制御は

プロジェクトの「設定」→「情報」の画面で、「公開」のチェックボックスのオン/オフでできる。
チェックされていれば、そのプロジェクトは公開プロジェクトとなり、プロジェクトの参加有無だけでなくRedmineへのユーザ登録有無にもかかわらず、URLを知っている全ての人が閲覧できる。

従い、プロジェクトに少しでも関係ある人が情報を閲覧できるので、まさに公開情報として便利。
但し、インターネット上でRedmineのサーバを利用していると、無関係な第三者も情報にアクセスできるので影響範囲を十分理解しておくことが必要。

更に、チケットは見るだけではなく編集ができる、できないも制御可能。

それが、Redmineの認証

管理者で「設定」→「認証」の画面で「認証が必要」のチェックボックスをオンにすると、公開であってもなくても全てのユーザーはID、PWの認証を求められることになる。逆にオフだと、認証なしで無しでアクセスできる状態になる。

以上からRedmineの閲覧を纏めると

閲覧可能範囲
公開 オフ 誰でも閲覧可能(ログインも不要)。Redmineのデフォルト設定です。
公開 オン Redmineにログイン中のユーザー全員が閲覧可能
非公開 オン Redmineにログイン中かつプロジェクトのメンバーに登録されているユーザーのみ閲覧可能
非公開 オフ 同上

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