作成したクラスライブラリなどをNugetパッケージとして公開する方法のまとめ。
1.Nuget Galleryアカウントの取得
Nugetパッケージを公開しているNuget Galleryのアカウントを取得する。
パッケージを発行する際のAPIキーの取得に必要
2.Nugetをインストールする
NugetのインストールページからCommand-Line Utilityをダウンロードする。
環境変数にパスを通し、コマンドラインから使えるようにしておく。
3.プロジェクトアセンブリを編集しておく
Nuget発行時にバージョンや発行者の情報が必要になります(これらはnuspecというファイルに記載される)。
プロジェクトのMy Project>アプリケーションに「アセンブリ情報」のボタンがあるので、ここからパッケージ名やバージョンなどを編集しておきます。
※なお、これらの情報は発行後パッケージの画面からWebで編集できるのでそんなに気にしなくてもいい
4.Nugetコマンドでパッケージ化を行う
パッケージ化を行うコマンドは以下の通り。
プロジェクトファイルをパッケージ化する(Releaseビルドを使用したい場合は、-Propオプションを指定)。
プロジェクトファイルがあるフォルダで実行すれば、パスの指定は必要ない模様。
nuget pack [path]\MyProject.csproj
nuget pack [path]\MyProject.csproj -Prop Configuration=Release
プロジェクトのシンボル情報をパッケージ化する(これでデバッグ時ステップインできる)
nuget pack MyProject.csproj –symbols
5.Nuget Galleryに発行する
Nuget Galleryのアカウント情報にAPI KEYが出ているので、これをコピペしておく。
以下のコマンドでパッケージをNugetに発行する
nuget push <package path> [API key] [options]
APIキーは、事前に設定しておくことができる。
nuget setapikey [API KEY]
こちらの方が楽かも。
nuget push *.nupkg
あとは、パッケージの画面からSummaryなどを適宜編集する。
参考情報
Nuget Command Reference
http://docs.nuget.org/docs/reference/command-line-reference#Push_Command_Usage
パッケージを作成して NuGet で公開する
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/magazine/hh708753.aspx
NuGet パッケージを作成して公開する
http://sakapon.wordpress.com/2013/07/16/nugetpackage/