概要
レッドハットフォーラム2016に参加したため、レポートとして残します。
- レッドハット製品に絡んだ事例紹介
- レッドハットがSierで入った事例紹介もありました
- 中には、レッドハットに絡まないセッションもあった(アマゾン)
- 来場者の層としては、営業・プリセールス担当・情シス担当、が多かったイメージ
- エンジニアは少なめだったか
セッション
旭製鉄
- トヨタ向けの部品を提供している
- IoT を導入し、相当なコストダウンを実現できた
- 残業が相当減った
- すみません具体的には、資料公開されてなく、、、ちょっと情報が曖昧ですみません
- 工場では物理スペースが限られている
- なので、有線LANも用意できないので、無線LANを活用
- スティックPCと無線LANを活用し、既存の製造ラインを刷新した。
MS
- エンタープライズ企業がAzureを選ぶ理由
- MSとして、パソコン(ウィンドウズ)から、クラウド・モバイルコンピューティングにシフトしている
- AzureのDCは100拠点に増えている
- 国内では4リージョンになる
- 地球22周分のダークファイバーを自前で所持している
- サンパウロから東京まで、1万9000K で(地球半周)、1GB 9秒(下り)
- じゃあ実際の事例としてどうなんだ。
- エクスプレスルート。Azure の専用回線サービス。
- 早稲田大学の CMS は Azure。たぶん WordPress。
- MS とレッドハットの関係
- MS は OSS に積極的。10年前から活動している
- これまではあまり外に出せなかった。現在の CTO になってから、外に出しまくれの方針となった
- GitHub のコントリビューターの数は、実は MS がナンバーワン。9000人いる。一大勢力
- Azure の VM はほぼ半数はリナックス
- MS と RedHat で契約締結。Azure で RedHat 製品をサポート。JBOSS などを Azure マーケットプレイスでそのまま利用可能
- SQLServer on Linux もこれから
- あくまでエンタープライズ向け。コンシューマ向けはまだまだ
- DevOPS on Azure。導入支援サービス。Docker, Jenkins, Chef, Ansible 等々。
Amazon
- AWS の起源は、アマゾン社内のITインフラの調達からだった
- それを見たジェフベッソンは、フロントとインフラ部隊のMtg禁止。その代わりに、インフラ調達をAPI化しなさい、になった。それが後の AWS である
- なので、アマゾン自体が社内でイノベーションを起こすために、AWS が必要だった
- あと、社内インフラは結構イケていた。じゃあそれをサービス化しよう、で AWS がスタートした
- 現在、IoT サービスが増えている
- センサーを取り付けてクラウドでデータ解析
- 2015年は1年間で700のサービス・機能をローンチした
- 日本企業の利用では、20000社
- 利用事例
- 農業・農作機。最適な作物を作るために、200000もの農作機にセンサーを取り付けて、AWSでデータ解析・可視化。最適な水撒きタイミング、肥料まきタイミングを効率化。IoT 事例。
- 自動車の保険会社。数百万の自動車にセンサーをつけて、リアルタイムに送付されるデータから、保険料の調整・プランの変更提案をしている。ブレーキの回数、速度の安定性などでドライバーの技量をIoTで判断。
- クラウドのメリット、資産の調達が不要なので、失敗に強い。失敗のコストを最小限に。調達スピードが最強早い。AWSの強みである。