12
9

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

Manjaro Linuxをインストールしてはじめにしたこと

Last updated at Posted at 2016-04-02

#Abstract
Manjaro Linux(以下, Manjaro)はArch LinuxをベースとしたLinuxディストリビューションの一つであり, DustriWatchのページヒットランキングでは6位(2016/04/02)と高い人気を持つ.
本記事では, 私がManjaroをインストールしたときに行ったことをメモする.

#インストールするときに
LinuxOS(Ubuntuなど)のインストール時にNVIDIAのGPUがマシンにささっていると
画面が表示されないといった問題がよく起こるらしくManjaroもその例外ではない.
私のPCにもGPUがささっていたのでこれを解決する.
詳しくは, 本の虫:nomodesetとLinuxにおけるGPUドライバーの問題等を参考にすると良いかも.

Ubuntuなどの解決法と同じくManjaroにおいても, kernelパラメータを変更すれば良い.
Manjaroの場合, インストールディスクを読み込んだ後に出るOSの選択メニューでeキーをおすと編集できる.

私が行った編集は, [Manjaro Linux...(nonfree)]を選択しnouveau.modeset=1となっているのでnouveau.modeset=0とし(必要ない?), 最後にnomodesetを付け加えた.
(参考:Jounrnal de Aki:MageiaからManjaroへ)

Manjaroインストール後はNVIDIAのドライバがインストールされていたのでkernelパラメータの変更はとりあえず必要ないと思う.

#インストールしたあとに
##pacmanのミラーリストの更新
pacmanはArch Linuxで用いられるパッケージマネージャである.
デフォルトではインストール元が日本以外になっている可能性があるので, ミラーを変更する.
そのためには, /etc/pacman.d/mirrorlistを編集すれば良い.
mirrorlistから

## Location  : Japan
## Time      :  ---
## Last Sync : 
Server = [筑波とか理研のURL]

を探し(複数あるかも)mirrorlistの一番上にコピペする.
Pacman Mirrorlist Generatorとかもあるので, そちらを使っても良いかも.
詳しい設定方法は,ArchWiki:ミラーを参照するべし.

##pacmanでパッケージ更新
パッケージをインストールする前に以下のコマンドでシステムの全パッケージをアップデートしておきたい.

$ pacman -Syu

しかし,

error: key "$KEY" could not be looked up remotely
error: required key missing from keyring
error: failed to commit transaction (unexpected error)
Errors occurred, no packages were upgraded.

のようなエラーがでた.
そこで, [SOLVED] error: key "A6234074498E9CEE" could not be looked up remotelyに従って, 以下のようなコマンドをうった(もちろんsudoで).

$ rm -R /etc/pacman.d/gnupg/
$ rm -R /root/.gnupg/  # only if the directory exists
$ gpg --refresh-keys
$ pacman-key --init && pacman-key --populate
$ pacman-key --refresh-keys

するとまた,

gpg: connecting dirmngr at '/root/.gnupg/S.dirmngr' failed: IPC connect call failed
gpg: keyserver refresh failed: No dirmngr

のようなエラーがでた.
よって, 最後にみちのいに!!:pacmanで更新できなかったを参考にして

$ dirmngr < /dev/null
$ pacman-key --refresh-keys

としてから

$ pacman -Syyu

でアップデート成功.

日本語入力

最後にibusを用いた日本語入力の設定について書く. とりあえずibus-anthyを用いる.

$ pacman -S ibus ibus-anthy

によるインストールとibus-setupによる設定を行った.
続いて,

~/.bashrcと**~/.xinitrc~/.xprofile** (どれが必要十分を満たすかわからない...)に

export GTK_IM_MODULE="ibus"
export QT_IM_MODULE="ibus"
export XMODIFIERS=@im=ibus
ibus-daemon --xim -d &

を書き込んで再起動するとibusを用いて日本語入力可能になった.
.bashrcとxinitrcは必要ないかもしれない...

あとは,

$ pacman -S git dropbox

等で必要ソフトをインストール.

12
9
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
12
9

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?