##はじめに
iOS Creators' Meetup vol.2が2016年10月14日、オイシックス株式会社にて開催されました。
この勉強会は、iOSならどんな内容でもOKというもので、デザイナー、開発者などが交流する趣旨になっています。また、Slackが用意されていて、勉強会の後もつながりを維持できるようになっています。
##LT1. @akatsuki174 「AutoLayoutのデバッグを試みる」
発表スライド
https://speakerdeck.com/akatsuki174/autolayoutfalsedebatuguwoshi-miru
[AutoLayoutのデバッグをする(1)]
(http://qiita.com/akatsuki174/items/6935bb6ff64f4df51c5a)
Symbolic breakpointとLLDBを使うと、Autolayoutのデバックがしやすくなるお話です。
Autolayoutの制約の矛盾を見つけるのはハマると大変だったりするので、こういう方法を使うとわかりやすくなってよいですね。
##LT2. @grachroさん 「RxSwiftやってみた(仮)」
RxSwiftを使うと非同期処理をシンプルに記述できたというお話。
RxCocoaを使うとUIKitとの連携がしやすすい。
RxSwiftSample
https://github.com/grachro/RxSwiftSample
観察者が観察対象を購読するというフレームワークで理解するとRxSwiftを理解しやすいのですね。
##LT3. @kurikazuさん 「アプリ開発ディレクターが考えていること」
発表スライド
http://www.slideshare.net/kurikazu/ss-67173388
現場でアプリ開発ディレクターが考えていることの紹介です。
その機能が必要なのかを問う、Webでまず試す、アプリはインストールさせる必要があるのでweb:appは7:3などの話が印象に残りました。
##LT4. @kinyoKouさん 「Realm Mobile Platformをさわってみた」
発表スライド
http://www.slideshare.net/kinyokou/realm-mobile-platform
Realm Mobile PlatformをAWS EC2で利用したときの、特にコンフリクト解決で実際に起きた現象の話。
updateで更新時間順という原則が徹底できていないケースが発生するという実践で知った現象をわかりやすく説明されていた。今後、公式ドキュメントでロジックが公開される予定だというので、待ちたいですね。デフォルトではプロパティ単位で更新されるという話も印象に残りました。
##LT5. @としさん 「iOSアプリにおけるリリースフローとCI環境」
発表スライド
http://www.slideshare.net/tarappo/iosci-67173057
開発検証〜バイナリ提出までの段階を素早く回すためにCI環境としてどんなリリースフローになるかのお話。
書けるところはテストを書いておけば一定の品質は担保できるので書きましょう、MacProでビルド時間がトータル1/3になった、コードレビュー前に機械でできることは潰すという話が印象に残りました。集中すべきことだけに集中したら理想ですよね。
iOS Test Nightを主催されているとのこと。
##LT6. @jollyjoesterさん 「iOS10からのプッシュ通知再入門」
iOS10のプッシュのUIを見て、どんなJSONのパラメータを扱えるのか、仕組みの話。
バッヂは6桁いくと真ん中がtrailingされるんですね。100,000→10...000みたいな。 Reproはプッシュ通知を送るのに良いらしいですね。笑
##ゲストTalk. 三瓶亮さん 「コンテキストを意識したアプリデザイン」
発表スライド
https://speakerdeck.com/3mp/kontekisutowoyi-shi-sitaapuridezain
文脈を意識して、既存のアプリを正しく模倣していくことで認知的負荷を低減させていくという話。
変なこだわりは捨てて、トレンドに従おう。その上でオリジナリティを盛り込む(メインのUXを損なわない程度に)。
Web/AppクリエイターのためのUXメディア
http://uxmilk.jp
アプリのアイデンティティをパクるとか、同じアプリからパクリまくるのはよくなくていろんなアプリがちょっとずつ模倣するのがよい、という実践的な話が印象に残りました。