Google Classroomが一般公開されました

  • 36
    Like
  • 1
    Comment

Google Classroomが一般のGmailにも開放されました。
Google Classroom、一般公開――誰でもクラスを作って教えることができる | TechCrunch

Google Classroomはざっくり言うと教育をサポートするツールです。
Webサイト・Android, iOSアプリ・WebAPIが提供されています。

IT界隈は勉強会や研修が盛んであるため、Classroomを利用することで便利になるケースがあるかもしれません。
本記事はClassroomの概要(使い方)を理解し、導入への足ががりとするための記事です。
実際に導入される際は公式のガイドをしっかりと読みましょう。

また、ClassroomはもともとG Suite for Educationで提供されていたものです。

G Suite for Educationは教育機関向けに無償で提供しているGmailの機能強化版です。
※企業向けは有償でG Suiteとして提供されています。(現時点で企業向けのG SuiteアカウントではClassroomは利用できません)

前提条件

ClassroomはGmailの利用を前提としたサービスです。
それぞれのユーザーはGmailアカウントにログインしておく必要があります。

登場人物

まず登場人物を整理しましょう。
以下の表のようになります。
※基本的に教師と生徒だけですが、クラスを作成した教師は担任になります。

ユーザー Classroom の機能
教師(担任) ・クラスを作成したアカウントです。
・クラスの削除・アーカイブからの復元ができます。
教師(担任・副担任) ・クラスに対して生徒と教師の追加や削除を行うことができます。
・クラス、課題、成績を作成、管理できます。
・フィードバックや成績の作成をリアルタイムで直接行うことができます。
生徒 ・授業や資料を確認できます。
・リソースの共有のほか、クラス ストリームやメールでのやり取りが可能です。
・課題を提出できます。
・フィードバックや成績を受け取ることができます。

クラス

クラスは学校のクラスと同じ感覚でいいと思います。
教師と生徒を含み、お知らせや課題のやり取りを行います。

クラスを作る(担任)

https://classroom.google.comにアクセスしてクラスを作成します。
クラス名等を聞かれるので適宜入力します。

image

image

image

テーマを変える(教師)

画面右のテーマを選択写真をアップロードからクラスのテーマを切り替えることができます。
image

image

クラスに教師(副担任)を追加する(教師)

クラスには副担任を追加することが可能です。
概要タブを選択し、教師の招待から招待メールを送ります。
招待に応じると教師(副担任)が追加されます。

image

image

クラスに生徒を追加する

2パターンあります。

  • 教師(副担任)を追加した場合と同様に、教師が生徒に招待メールを送るパターン
  • クラスに設定されたクラスコードを生徒が入力して参加するパターン

教師が生徒に招待メールを送る

生徒タブを選択し、生徒を招待から招待メールを送ることが可能です。
招待に応じると生徒が追加されます。

image

生徒がクラスコードを入力して参加する

生徒タブを選択し、画面左のクラスコードを何らかの手段(板書するなど)で生徒に教えます。
生徒自身がhttps://classroom.google.comにアクセスしてクラスコードを入力し参加します。

image

image

重要

クラスコードは文字数が少ないです。
悪意のある者の総当り攻撃や、入力間違えのユーザーが参加する可能性はゼロではありません。
漏れてはまずい情報をClassroom上で扱う場合は、クラスコードを無効にしてメール招待のみの運用にすると良いでしょう。
※クラスコードを有効にしておき全員が参加したらすぐに無効化する、というのもありだと思います。

image

投稿

教師は生徒に対してお知らせ課題問題の投稿ができます。

お知らせを作成(教師)

画面右下のからお知らせを作成します。

image

以下のような画面が表示されます。
ひとつずつ解説していきます。
image

生徒の指定が可能

image

トピックの指定が可能

投稿を分類分けするためにトピックというものがあります。

image

ファイルやリンクなどの添付

image

投稿のオプション

投稿には即時投稿の他に下書き保存予定投稿が可能です。
授業を円滑にすすめるために、下書きを事前に作っておいたり予定投稿を使い自動で投稿されるようにしておくと良いでしょう。

image

image

上記の投稿を行うと以下のような投稿になります。
image

簡易的なおしらせを作成(生徒)

簡易的なお知らせは生徒でも作成することが可能です。

image

image

課題を作成(教師)

画面右下のから課題を作成します。

image

課題には期限を設定可能

image

試しにこんな感じで投稿

image

生徒の画面

明日までの課題が追加されています。
image

教師の画面

教師の画面では課題の提出状態がわかるようになっています。
image

質問を作成(教師)

画面右下のから質問(問題)を作成します。

image

質問の回答方法は記述式選択式を設定

記述式と選択式の2種類があります。
記述式は単純にテキストで回答させる方法で、選択式は4択問題等の作成に使えます。

image

選択式を使った投稿例

image

課題(質問)を表示する(教師・生徒)

課題(質問)は画面左上のハンバーガーメニューから一覧表示が可能です。

image

生徒の画面

image

教師の画面

教師の画面では課題の提出状態がわかるようになっています。
image

投稿を再利用する(教師)

画面右下のから別のクラスや過去の投稿を再利用してお知らせ課題問題を作成できます。

image

課題を提出する(生徒)

先程作ったjsfiddleでHello, world!を作れという課題に回答してみます。

課題の画面

image

jsfiddleで回答を作成

image

課題の提出

リンクを追加して提出します。
提出すると未完了から完了ステータスになります。
image

image

質問に回答する(生徒)

先程作ったブラウザでアラートを表示する関数という質問に回答してみます。

質問の画面

image

質問の回答

回答を入力し送信します。
回答すると未完了から完了ステータスになります。
image

image

生徒の提出物を管理する(教師)

課題を選択します。
image

様々なアクション

課題の返却や成績の付与、成績の出力が可能です。
※課題を返却しても完了ステータスのままですが、メールで返却した旨の通知が飛びます。
image

補足

Classroomの基本的な使い方はこれまでに記述した内容でカバーしてあります。
補足として記事中では省略しましたが知っておくと良い点をいくつか記載しておきます。

通知メールが飛ぶ

課題を作った際などに教師や生徒に通知メールが飛びます。
image

Googleカレンダーと連動している

クラスを作成すると教師のマイカレンダーにクラスのカレンダーが追加されます。
また課題や質問に期限をつけるとカレンダーに予定として表示されます。
image

生徒側も他のカレンダーの一つとして追加されます。
image

Googleドライブと連動している

対応するクラス、課題のフォルダが作成されます。
課題の提出なでアップしたファイルはここに格納されていきます。

image

APIを利用する

Classroom APIが提供されています。
いくつか実行してみましたがG Suite for Educationじゃなくても動きそうです。

Chrome拡張機能

便利なChrome拡張機能が公式で用意されています。
指定したURLを生徒のブラウザで開かせる事ができます。
Classroom で共有

公式のリファレンスを見る際の注意点

以下の表は公式のClassroom の概要 - Classroom の機能より抜粋したものですが、いくつか注意が必要です。
冒頭で書いたようにClassroomはもともとG Suite for Educationで提供されていたものです。
そのため公式のリファレンスでは保護者やドメインと言った単語が出てきます。
一般のGmailのClassroomでは以下のようになるので惑わされないようにしましょう。

  • 保護者はいない
  • ドメインはない
  • 管理者は自分のアカウントであり、クラスを作成したアカウントは教師(担任)になる

image

あとがき

公式でClassroom の新機能というページがあるのですが毎月のように機能が追加されています。
現状で機能が足りなくてもそのうち増えているかもしれません、このページをチェックしておくとよいと思います。