BBC micro:bit開発環境
BBC micro:bitの開発環境を試してみました。micro:bit本体なしでも利用できます。
https://www.microbit.co.uk/
上記URLからアクセスします。作業内容はcookieに保存されるので、特にアカウントなどを作成する必要はありません。(右上にSign inのマークがあるが、これは学校関係者用のものでアカウント作成には学校用のコードが必要)
Create Codeをクリックすると4種類の開発環境が選択できます。
- Code Kingdoms JavaScript
- Microsoft Block Editor
- Microsoft Touch Develop
- MicroPython
これらのうちMicroPythonはチュートリアルもエミュレータもありません。Block Editorはブロックの組み合わせ、Touch Developはテキストをドラッグ&ドロップしてコーディングする独自言語で、両方ともほぼ同じものです。Block EditorからTouch Developへのコンバータがあります。Code Kingdoms JavaScriptはエミュレータがSHAKEや傾きなどに対応しており、実機なしの状態ではいちばん使いやすいと思います。
Code Kingdom JavaScript
Code Kingdoms JavaScriptを試してみます。Follow Tutorialではサイコロを作ります。指示どおりに左側のパレットから選んでスクリプトに挿入していけばできます。
RUNでエミュレータ実行、エミュレータにあるSHAKEのボタンを押すとランダムに1〜6の数字を表示します。
スクリプト画面の表示は下部にあるセレクタでブロック風の表示からテキスト表示まで切り替えることができます。
COMPILEをクリックするとHEXファイルが作成されます。(例 microbit.hex) micro:bit本体をPCに接続し、"mbed"という名称のドライブが現れたらこのファイルをコピーすると実行できます。
HEXファイルはMy Scripts画面のImport Codeで参照してコードを取り込むことができます。
スクリプトの保存はMy Scripts画面で保存をクリックすると拡張子.jszのファイルが作成されます。HEXファイルと同様にInport Codeでコードを取り込むことができます。
なお公開はクリックしてもできません。学校関係者のアカウントが必要です。