LoginSignup
13
13

More than 5 years have passed since last update.

一般ユーザー権限しかないWindowsでVimを楽しく使う工夫

Posted at

Windows7でユーザー権限しかない環境でVimを使う機会がありました。

ちょっと工夫が必要だったので、やり方メモ。

権限的に自分のプロファイル下くらいにしか置けないので、以下の例ではC:\Users\hoge\tools\の下に色々入れていくことにします。

Gitを用意する

NeoBundleを使うならGitは欠かせません。
管理者権限がない関係で普通にインストールすることができないので、PortableGitを使います。

github/msysgit ※msysgitのブランチとしてPortableGitがいます。

GitHubからzipで取ってきて、適当な場所に展開しましょう。

今回はC:\Users\hoge\tools\msysgit\に入れました。

Vimを用意する

みんな大好き 香り屋Vim を使います。

Vim - KaoriYa

ポータブル版とかそういうのはなくて、zip配布です。

展開してC:\Users\hoge\tools\vim\に入れました。

NeoBundleの導入

VimのプラグインをNeoBundleで管理しているので、入れます。

Shougo/neobundle.vim

zipで取ってきて、C:\Users\hoge\.vim\bundle\の下に展開します。

.vimrcを持ってくる

いつもは過去記事のようにdotfiles内のファイルにシンボリックリンクを張っているのですが、一般ユーザー権限だとこれができません。

少々不本意ですが、一時的な利用なのでファイルを直接置くことにします。

dotfilesをcloneしてきて、.vimディレクトリと.gvimrc.vimrcC:\Users\hoge\直下に置きました。

起動バッチを書く

VimからGitを呼ぶために、環境変数PATHに追記する必要があります。が、管理者権限がないので「システムの詳細設定」が開けません。

少々力技ではありますが、環境変数を足してVimを立ち上げるバッチファイルを書きます。

set PATH=\Users\hoge\tools\msysgit\bin\
C:\Users\hoge\tools\vim\gvim.exe

ディレクトリ構造はこんな感じ

C:.
├─Users
│  ├─hoge
│  │  ├─.vim
│  │  │  └─bundle
│  │  │      └─neobundle.vim
│  │  ├─.gvimrc
│  │  ├─.vimrc
│  │  └─tools
│  │      ├─msysgit
│  │      │  └─bin
│  │      │      └─git.exe
│  │      └─vim
│  │          ├─gvim.exe
│  │          └─vim.exe

問題点

  • gVimを開いてから閉じるまでずっとDOS窓が出っ放しになる。

以上!

13
13
3

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
13
13