Raspberry Piで使うために秋葉原の千石通商で次のようなケーブルを買ってきました。税込880円でした。
- PL2303HX内蔵USBシリアル変換ケーブル (web.archive)
これは下記の製品を輸入したもののようです。eBayなどで買えばもっと安く買えそうです。
- USB to TTL Serial Cable - Debugger for Dev Board (web.archive)
本稿はこれを使ってMacBookとRaspberry Pi 2をシリアル経由でコンソール接続したときのメモです。
購入検討
このケーブルはProlific社のPL2303HXというチップを内蔵しています。評判を調べたところFTDI社のFT232Rなどに比べるとやや性能が劣るようですが、コンソール接続する分には十分だと判断しました。また、ピンがメスなのでRaspberry Piにそのまま接続できるのは便利です。
ドライバのインストール
チップメーカーのサイトからドライバをダウンロード、インストールしてMacBookを再起動します。
minicomのインストール
screen
でもシリアル接続できるみたいですが、無意味な反抗心からminicom
を使うことにしました。
$ brew install minicom
接続
ケーブルのピンのうち、白(RxD)をGPIOの14番ポート、緑(TxD)を15番ポートに接続します。黒(GND)は14番の隣のGNDに接続します。赤はどこにも繋ぎません。
接続したらMacBookから次のようにタイプします。
$ minicom -b 115200 -o -D /dev/tty.usbserial
これで繋がりました。シリアル経由でログインもできますし、起動時のログも全部見えます。やったね。
デバイスのパスは人によって変わるのかもしれませんが、筆者の場合は上記のパスで動きました。