RoBoHon と、全自動業務用ビールサーバー を、つなげてみました。
2016.9.19(月・祝) それを発表というか展示(ビール販売)する機会をいただけたので展示してきました。
【MA2016キックオフ】ものづくり祭はじまるヨ!全員集合!- by Mashup Awards 2016
関係各位、ありがとうございました。
こんなのできました
最終テストの動画
本番展示 (Mashup Award 2016 キックオフ)
ロボットがビールを注ぐ。
「まぁ、ありがちネタだよな」
だと、思います。
でも、やっぱり、実際つくってみて、動かしてみて、体験すると、ふわっと楽しかったり、なにか発見があったりするんですね。
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ロボホン注いでます動画 (1)
https://twitter.com/mashupaward/status/777775931704250369 -
ロボホン注いでます動画 (2)
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=1084927708242980&id=100001772842920
お祭りムードの喧騒のなか、RoBoHonの音声認識がつらかったところもありましたが、一緒に楽しんでいただいたみなさん、本当にありがとうございました。
また、写真や動画も、うっかり自分でまったく撮影していなかったので、参加者のみなさんからご提供いただきました。ご協力本当にありがとうございました。
すこし残念だったのは、小学生くらいの女の子が、
「ロボホン、遊ぼう。がんばってお仕事してるのね」
と、とても気に入ってくれたけれど、ビールだから、注いであげられないという悲しさ。
次は、なにかポンジュースでもそそぐ機械も連動して、もっていかないといけないなと思いました。
構成
ビールサーバーの回路から、とりあえず信号を引っ張り出しています。
そこに ESP-8266 という Wi-Fi チップ (arduino化) をつなげています。
ビールサーバーの信号を ESP-8266経由で、MQTT で、Blumix に投げています。
Bluemix から MQTT 経由で、RoBoHon に投げ返しています。
(その逆の流れもあります)
LAN(ローカル)構成でも動かせるし、きっと安定もするのですが、インターネットにつながったほうが楽しいことが起こりそうなので、無駄に Bluemix につないでいます。
そうです。アメリカ西海岸までパケットが往復しています。
苦労した点
技術的に
- ビールサーバーを手に入れたのが、オークションサイトだったので、マニュアルもなにもついていなかった。そもそもの全自動業務用ビールサーバーの使い方がわからなかった。
- 業務用のものなのでネットにも大した情報がオチていなかった。
- できるかぎりネジをはずして分解したり、ボタンを長押ししたり、いろいろ試して、なんとか動いた。
- 回路図など、当然ないので、すぐに途方にくれた。
- オシロスコープでハックするという手順があるらしい
- 某大企業の研究職の方に手伝っていただいて、なんとか進みました。ありがとうございました。
- 業務用ビールサーバーは 24V で動いてる。
- IoTなマイコンは5Vとか3.3Vとか。
- 間違えてつないだりしたら、どっかが簡単に壊れそうだ。
毎週末の誘惑との戦い
金曜日
この週末は、ビールサーバーハックするぞ。カク●スさんに電話して、樽生10リットルを届けてもらう。樽生をセット、Friday Night は、自宅生ビールを堪能。
土曜日
10:00 さて、ハック開始するか。まずビールサーバーが動くか、動作確認。動いた。ゴクゴク。おいしい。× 3回
12:00 あれれ、もう酔っ払ってきたぞ。まぁいっか、今日は飲むか!
19:00 もうこんな時間か。今日はなにか進んだっけ。まぁいっか。明日がある!
日曜日
10:00 さて、ハック開始するか。まずビールサーバーが動くか、動作確認。動いた。ゴクゴク。おいしい。× 3回
12:00 あれれ、もう酔っ払ってきたぞ。まぁいっか、今日は飲むか!
19:00 もうこんな時間か。今日はなに進んだっけ。まぁいっか。来週がある!
そうなんです。
樽生ビールも開封後は劣化しやすいので、10リットルの樽を3〜4日で空けるペースで飲んでいたら、すぐに酔っ払っちゃうので、なかなか開発が進みませんでした。(^^;
構想一年。開発5ヶ月。実質2日。といった感じでしょうか(汗)
とにかく重い。移動が大変。
業務用ビールサーバー。本体が重いです。50Kgくらいかなぁ。どうだろう。
以前ひとりで運んでみたこともあるのですが、ぎっくり腰にならないよう細心の注意が必要でした。
今回は友人が手伝ってくれたので、すこし楽でしたが、それでも大変でした。ゆっきー、ありがとう。
そして、自分で運転して運んだら。帰りの運転もあるから、なんと自分が飲めないんですね。
=> どうやら赤帽さんも便利らしいという情報が。次はお願いしてみようかな。
お財布的に
- 全自動業務用ビールサーバー 10万円
- RoBoHon 20万円
- ESP-8266 など回路関係 5,000円
- Bluemix 試用中なので無料
- テスト用ビール樽生10リットル 5,000円 × 6回 = 3万円
けっこう、、、無駄遣いしましたね。
今後
課金部分のハックを進める
お金を入れる処理の信号を、オシロスコープでハックしきれていません。
それができると、遠隔地から Paypal とつなげて、「あちらのお客様からです」を東京ー大阪で、いやいやロンドンーサンフランシスコでできるかもしれない。夢が広がるので、ハックしたいですね。
せっかくいろいろつながるベースができたから、たとえば、顔認識させて、常連さんには安く売ったりもしてみたいなぁ。
出張展示いたします
IoT全自動業務用ビールサーバーは、API化されているため、RoBoHon 以外のいろんな機器ともつながります。
Pepper や BOCCO、ベゼリーなどの、ロボットはもちろん、パソコン・スマホ・ラズパイ その他、ネットにつながる機器ならなんでもつながるので、製品発表会やハッカソンの懇親会ほか(諸経費をいただけましたら)ビールサーバーを出張展示いたしますので、賑やかしにお声がけいただけると幸いです。
AWSのが大人の事情的につかいやすいなぁ。Azureのほうが、、、etc.
ご要望に応じてご対応いたします。
メーカーのみなさん
ビールメーカーさんからの協賛、万一可能性ありましたら、ぜひよろしくお願いします。
ビールサーバーメーカーさんも、もし商品化の可能性ありましたら、ぜひよろしくお願いします。
ロボットメーカーの皆さんも、、、以下同文。。。m(..)m