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ロボットとビールサーバーをつなげてみた

Last updated at Posted at 2016-09-21

RoBoHon と、全自動業務用ビールサーバー を、つなげてみました。

2016.9.19(月・祝) それを発表というか展示(ビール販売)する機会をいただけたので展示してきました。

【MA2016キックオフ】ものづくり祭はじまるヨ!全員集合!- by Mashup Awards 2016

関係各位、ありがとうございました。

こんなのできました

最終テストの動画

IMAGE ALT TEXT HERE
クリックで Youtubeに飛びます。

本番展示 (Mashup Award 2016 キックオフ)

ロボットがビールを注ぐ。
「まぁ、ありがちネタだよな」
だと、思います。

でも、やっぱり、実際つくってみて、動かしてみて、体験すると、ふわっと楽しかったり、なにか発見があったりするんですね。

お祭りムードの喧騒のなか、RoBoHonの音声認識がつらかったところもありましたが、一緒に楽しんでいただいたみなさん、本当にありがとうございました。

また、写真や動画も、うっかり自分でまったく撮影していなかったので、参加者のみなさんからご提供いただきました。ご協力本当にありがとうございました。

すこし残念だったのは、小学生くらいの女の子が、
「ロボホン、遊ぼう。がんばってお仕事してるのね」
と、とても気に入ってくれたけれど、ビールだから、注いであげられないという悲しさ。

次は、なにかポンジュースでもそそぐ機械も連動して、もっていかないといけないなと思いました。

構成

ビールサーバーの回路から、とりあえず信号を引っ張り出しています。

そこに ESP-8266 という Wi-Fi チップ (arduino化) をつなげています。

構成図

ビールサーバーの信号を ESP-8266経由で、MQTT で、Blumix に投げています。
Bluemix から MQTT 経由で、RoBoHon に投げ返しています。
(その逆の流れもあります)

nodered.png

LAN(ローカル)構成でも動かせるし、きっと安定もするのですが、インターネットにつながったほうが楽しいことが起こりそうなので、無駄に Bluemix につないでいます。
そうです。アメリカ西海岸までパケットが往復しています。

苦労した点

技術的に

  • ビールサーバーを手に入れたのが、オークションサイトだったので、マニュアルもなにもついていなかった。そもそもの全自動業務用ビールサーバーの使い方がわからなかった。
    • 業務用のものなのでネットにも大した情報がオチていなかった。
    • できるかぎりネジをはずして分解したり、ボタンを長押ししたり、いろいろ試して、なんとか動いた。
  • 回路図など、当然ないので、すぐに途方にくれた。
    • オシロスコープでハックするという手順があるらしい
    • 某大企業の研究職の方に手伝っていただいて、なんとか進みました。ありがとうございました。
  • 業務用ビールサーバーは 24V で動いてる。
    • IoTなマイコンは5Vとか3.3Vとか。
    • 間違えてつないだりしたら、どっかが簡単に壊れそうだ。

毎週末の誘惑との戦い

金曜日
 この週末は、ビールサーバーハックするぞ。カク●スさんに電話して、樽生10リットルを届けてもらう。樽生をセット、Friday Night は、自宅生ビールを堪能。
土曜日
 10:00 さて、ハック開始するか。まずビールサーバーが動くか、動作確認。動いた。ゴクゴク。おいしい。× 3回
 12:00 あれれ、もう酔っ払ってきたぞ。まぁいっか、今日は飲むか!
 19:00 もうこんな時間か。今日はなにか進んだっけ。まぁいっか。明日がある!
日曜日
 10:00 さて、ハック開始するか。まずビールサーバーが動くか、動作確認。動いた。ゴクゴク。おいしい。× 3回
 12:00 あれれ、もう酔っ払ってきたぞ。まぁいっか、今日は飲むか!
 19:00 もうこんな時間か。今日はなに進んだっけ。まぁいっか。来週がある!

そうなんです。

樽生ビールも開封後は劣化しやすいので、10リットルの樽を3〜4日で空けるペースで飲んでいたら、すぐに酔っ払っちゃうので、なかなか開発が進みませんでした。(^^;

構想一年。開発5ヶ月。実質2日。といった感じでしょうか(汗)

とにかく重い。移動が大変。

業務用ビールサーバー。本体が重いです。50Kgくらいかなぁ。どうだろう。

以前ひとりで運んでみたこともあるのですが、ぎっくり腰にならないよう細心の注意が必要でした。
今回は友人が手伝ってくれたので、すこし楽でしたが、それでも大変でした。ゆっきー、ありがとう。

そして、自分で運転して運んだら。帰りの運転もあるから、なんと自分が飲めないんですね。
=> どうやら赤帽さんも便利らしいという情報が。次はお願いしてみようかな。

お財布的に

  • 全自動業務用ビールサーバー 10万円
  • RoBoHon 20万円
  • ESP-8266 など回路関係 5,000円
  • Bluemix 試用中なので無料
  • テスト用ビール樽生10リットル 5,000円 × 6回 = 3万円

けっこう、、、無駄遣いしましたね。

今後

課金部分のハックを進める

お金を入れる処理の信号を、オシロスコープでハックしきれていません。
それができると、遠隔地から Paypal とつなげて、「あちらのお客様からです」を東京ー大阪で、いやいやロンドンーサンフランシスコでできるかもしれない。夢が広がるので、ハックしたいですね。

せっかくいろいろつながるベースができたから、たとえば、顔認識させて、常連さんには安く売ったりもしてみたいなぁ。

出張展示いたします

IoT全自動業務用ビールサーバーは、API化されているため、RoBoHon 以外のいろんな機器ともつながります。
Pepper や BOCCO、ベゼリーなどの、ロボットはもちろん、パソコン・スマホ・ラズパイ その他、ネットにつながる機器ならなんでもつながるので、製品発表会やハッカソンの懇親会ほか(諸経費をいただけましたら)ビールサーバーを出張展示いたしますので、賑やかしにお声がけいただけると幸いです。

AWSのが大人の事情的につかいやすいなぁ。Azureのほうが、、、etc.
ご要望に応じてご対応いたします。

メーカーのみなさん

ビールメーカーさんからの協賛、万一可能性ありましたら、ぜひよろしくお願いします。
ビールサーバーメーカーさんも、もし商品化の可能性ありましたら、ぜひよろしくお願いします。
ロボットメーカーの皆さんも、、、以下同文。。。m(..)m

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