モバイルデザインパターン( http://www.amazon.co.jp/dp/487311568X )という本の中で
アンチパターンについて述べている箇所で、新しいだけのアイデアはいらないという一節がありました。
ちょうど読んでいる別の本の中で「直感的にわかる」ことの理由として「過去に徹底的にそのことについて考え、演習をして答え合わせまで行う経験をしている」から、と説明されていました。
UIにふれる際にユーザが「徹底的に考え演習、答え合わせ」の流れを意識的に行っているとは思いませんが、無意識に数々のUIにふれ、パターンを経験として蓄積しているのだと思います。
モバイルデザインパターンに良い例として挙げられているものも真新しいものでは無く、見たり、触れた事があるものばかりでした。
直感的を捉え違えた斬新(奇抜)なUIは使いづらい「新しいだけのアイデア」になってしまうのでUIを検討する際にはよくよく考える必要がありますね。
"新規性を求めるならコアとなる機能の適用に注力し、インターフェースデザインについてはベストプラクティスに従うべき"