Vagrant上でPHPの簡単な動作確認をするためのローカル開発環境構築手順をまとめています。
前提:VirtualBoxとVagrantのインストールが終わっていること。
CentOS6.7サーバーの作成
phptestという名前でcentos6.7環境をつくります。
ターミナル
cd myVagrant //Vagrantをインストールしたディレクトリ
mkdir phptest
cd phptest
vagrant init bento/centos-6.7
vi Vagrantfile //IPアドレス行のコメントアウトをxキーで外して:wqで保存。
vagrant up
vagrant ssh
CentOSにログインできたと思うので、PHPをインストールします。この時sudo yum -y install php
でインストールしてしまうとPHP5.3となってビルトインサーバーを使えないので、既存のPHPモジュールを削除してから新しくPHP5.6をインストールします。
vagrant上
sudo yum remove php*
sudo rpm -ivh http://dl.fedoraproject.org/pub/epel/6/x86_64/epel-release-6-8.noarch.rpm
sudo rpm -ivh http://rpms.famillecollet.com/enterprise/remi-release-6.rpm
sudo yum install php --enablerepo=remi-php55 //約8MBのダウンロード
php -v
PHP5.6のインストールが終わったら、PHPビルトインサーバーをたちあげてテストファイルをアップロードし、ブラウザで表示してみます。
vagrant上
ifconfig //eth1に割り当てられたIPアドレスは192.168.33.10
pwd //今いるディレクトリがドキュメントルートになる
php -S 192.168.33.10:8000
sftpでindex.htmlなどをアップロードしたら、ブラウザでhttp://192.168.33.10:8000/
にアクセスして表示を確認します。
以上です。