TypeScriptをはじめたらtypingsというものを使わずに居られないカラダにされ、typingsパッケージも0.x→1.x
でいろいろ変わって定義ファイルがinstallできなくなって焦ったけど解決できたという話です。
環境
>typings -v
1.0.4
今後のアップデートで下記の情報も古くなることを念頭に。
typings on npm - Libraries
(その他いくつかあるけど自分的)おもな変更点
-
--ambient
が--global
に変更 -
--ambient
指定でinstallしていた定義は--source
指定が必要
ハマったのは 2. で、下のコマンドの例、旧
を実行するとERR!が出まくってあれれ?となった。ただしくは新
。
旧: typings i react --save --ambient
新: typings i dt~react --save --global
デフォルトのレジストリはpublic registryで、それ以外のレジストリからinstallする場合はdt~XXX
、env~XXX
の指定が必要となっているもよう。
installコマンドのサンプルで使用されている
typings i debug --save
が通るのは、public registry に置かれているから。
定義ファイルの名前はわかる。レジストリが分からない、時
> typings search debug
Viewing 6 of 6
NAME SOURCE HOMEPAGE DESCRIPTION VERSIONS UPDATED
debug npm https://www.npmjs.com/package/debug 1 2016-05-11T15:13:34.000Z
debug dt https://github.com/visionmedia/debug 1 2016-03-17T12:06:54.000Z
express-debug dt https://github.com/devoidfury/express-debug 1 2016-03-16T15:55:26.000Z
gulp-debug dt https://github.com/sindresorhus/gulp-debug 1 2016-03-16T15:55:26.000Z
gulp-strip-debug dt https://www.npmjs.com/package/gulp-strip-debug 1 2016-01-25T18:42:27.000Z
_debugger dt http://nodejs.org/ 1 2016-03-17T12:06:54.000Z
このSOURCE
カラムに表示されているのがレジストリ名となる。
コマンドヘルプはtypings search -h
でみれるから詳しくはそっちで。他のコマンドの詳細もとりあえず-h
する。
public registry に登録されている定義ファイルの情報を取得しているAPIエンドポイント
- npm レジストリの debug の情報
- dt レジストリの react の情報
どのタイミングでpublicに登録されるの?
typings request
ラベルをつけたIssues
があった。これが承認されたら?と推測している。そもそも定義ファイルがいろんなレジストリに散らばっているということを今回の件で知ったくらいなので、いろいろわかっていない。
デフォルトのレジストリを変更できる(らしい)
.typingsrc
というファイルで指定できるらしい。まあでもpublic registry を育てていくのであれば、変える必要ナイネ。