Androidアプリ開発を行う際に必要な環境構築の手順を下記にまとめます。
※必ずストレージに余裕があること(20GB以上が望ましい)を確認してください。
0. OSについて
OSは下記であることが前提です。
・MacOSX 10.8.5以上
1. Androidアプリ開発に必要なもの
・JDK (Java Development Kit)
・[Android Studio]
(http://developer.android.com/sdk/index.html)
2. JDKのインストール
2-1. JDKのダウンロード
Oracle公式サイトより、JDKの最新版
(2016年2月15日時点ではJDK 8u73)
をダウンロードします。
http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html
上記画像の赤枠部分をクリックすると、ダウンロードページに移動します。
「Accept License Agreement」を選択してから、
「jdk-8u73-macosx-x64.dmg」をクリックすると、ダウンロードが開始されます。
2-2. ダウンロードしたJDKのインストール
ダウンロードしたdmgファイルを開きます。「続ける」をクリックしてください。
「インストール」をクリックし、インストールを開始してください。
インストールが完了すると下記のように表示されます。
「閉じる」をクリックしてください。
2-3. JDKがインストールされているかの確認
JDKがインストールされているか、念のため確認します。
Finderの「アプリケーション」→「ユーティリティ」より、
「ターミナル」を起動します。
そして、下記コマンドを入力し、enterキーを押して実行してください。
$ java -version
上記画像のように表示されればOKです。
これでJDKのインストールは完了です。
3. Android Studioのインストール
3-1. Android Studioのダウンロード
Android Developersより、Android Studioをダウンロードします。
(2016年4月14日時点ではVersion 2.0)
http://developer.android.com/sdk/index.html
「DOWNLOAD ANDROID STUDIO 2.0」をクリックすると、ダウンロードページに移動します。
「 I have read and agree with the above terms and conditions」の左側にあるチェックボックスにチェックを入れると、
「DOWNLOAD ANDROID STUDIO FOR MAC」が押せるようになり、ダウンロードできるようになります。
3-2. ダウンロードしたAndroid Studioのインストール
ダウンロードしたdmgファイルを開いて、「Android Studio」を「アプリケーション」にドラッグします。
初回起動時に下記のような警告が出ますが、「開く」をクリックして進めます。
最初に、「以前の設定を取り込むかどうか」を選択する画面が表示されますが、以前の設定は取り込まないので、
「I do not have a previous version of Android Studio or I do not want to import my Settings」を選択して「OK」をクリックします。
次の画面ではそのまま「Next」をクリックして進めます。
次の画面ではインストール種別を選択します。「Standard」を選択し、「Next」をクリックします。
次の画面ではそのまま「Finish」をクリックしてください。Android SDKやそれに関連するデータがインストールされていきます。
インストールが完了すると、下記のような状態になるかと思います。
「Finish」をクリックして画面を閉じます。
再度「Android Studio」を起動すると、下記のようなスタート画面が表示されるかと思います。
これで、環境構築は一通り完了です。
参考:ゼロからわかるAndroid Studioインストール手順(Mac版)
3-3. Android SDKのインストール(更新)
Android SDKは、Android Studioの初回起動時に最低限必要な分だけインストールされます。しかし、実機でテストする際にAndroidのバージョンが古い場合には、そのバージョンに合わせたものをインストールする必要があります。また、Android SDKは更新されるので、時々確認して更新しておくようにしましょう。
Android SDKをインストール(更新)するには、「SDK Manager」を起動します。
SDKManagerを起動するには、Android Studioを起動し、「Configure」→「SDK Manager」をクリックします。
すると、下記のような画面が表示されますので、「Launch Standalone SDK Manager」をクリックしてください。
Android SDK Toolや、各Androidバージョン毎の一覧が表示されています。右側のStatusに「Installed」と表示されている行と、「Not installed」と表示されている行がありますが、「Installed」がインストール済み、「Not installed」が未インストールのものとなります。
Androidアプリ開発にあたり、最低限下記がインストールされているか確認し、インストールされていないものはインストールしておきましょう。
・Android SDK Tools
・Android SDK Platform-tools
・Android SDK Build-toolsの最新版(23.0.2)
・Android 6.0(API 23)の
-SDK Platform
-Intel x86 Atom System Image
-Google APIs
-Google APIs Intel x86 Atom System Image
-Sources for Android SDK
・Android Support Repository
・Android Support Library
・Google Repository
補足. 設定のカスタマイズ
より開発しやすくするため、設定のカスタマイズを行うことをお勧めします。
設定のカスタマイズを行うには、AndroidStudioを起動し、「Configure」→「Preferences」をクリックします。
ベース色の設定
「Appearance & Behavior」→「Appearance」を選択し、「UI Options」の「Theme」を「Darcula」に変更します。
行番号とスペースの表示
「Editor」→「General」→「Appearance」を選択し、「Show line numbers」と「Show whitespaces」にチェックを入れます。
マウスオーバーでドキュメントを表示する
「Editor」→「General」を選択し、「Other」の「Show quick doc on mouse」にチェックを入れます。
自動インポート
「Editor」→「General」→「Auto Import」を選択し、「Java」の「Optimize imports on the fly」と「Add unambiguous imports on the fly」にチェックを入れます。