Mac や Linux に基本インストールされている screen コマンドを使ってシリアル通信をやってみましょう。
接続の仕方
まず。USB シリアル変換デバイスの名前をチェック
$ ls /dev/tty.usb*
/dev/tty.usbmodem1422
では screen で接続してみよう。ボーレートは 9600bps
に設定
$ screen /dev/tty.usbmodem1422 9600
画面がクリアされて、受信された文字が表示されるはずです!
screen を終了させるには
screen の画面で control + a
を押して、次に k
を押します。
すると画面左下に Really kill this window [y/n]
と表示されるので、 y
を押すと screen が終了します。
mbed の printf 出力を screen で確認する
mbed では printf
でシリアル通信経由の出力をすることができます。
#include "mbed.h"
AnalogIn analogOutLDO(p19);
int main() {
while(1){
printf("analogOutLDO: %d\n\r", analogOutLDO.read_u16());
wait(1);
}
}
mbed のシリアル通信は 9600bps
ですので、mbed を接続した状態で以下を入力 (デバイス名は別途調べてください)
$ screen /dev/tty.usbmodem1422 9600
これで mbed からの printf 出力を受信することができます。
もちろん、キーボード入力による mbed へのデータ送信も可能です。